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法を正す修煉の中で旧勢力を否定する(一)


文/湖南省の大法弟子

(明慧日本)尊敬なる師父、こんにちは。すべての大法弟子、こんにちは。時間が経過するのは本当に早く、あっという間に一年が経ちました。法を正す十年の後半の中で、いかに修煉の道を正しく歩むのか、いかに旧勢力を全般的に否定し、衆生を救い済度するかについて交流したいと思います。正しくないところはご指摘お願いします。

 一、全般的に旧勢力を否定する法理について

 法を正す十年の中で、私は最前線を歩み、中共による迫害を見てきた大法弟子です。迫害が起きる前まで、私は安定した仕事と円満な家族に囲まれていました。しかし、迫害が始まって一年も経たないうちに、仕事がクビになり、離婚を強いられ、子供達を失いました。そして、不法に逮捕され、拷問を受け、最後には労働教養処分を言い渡されました。2003年3月、私は正念をもって釈放されました。

 労働教養所で拘禁されていた二年間、師父の要求通りに正念をもって正しく行い、警官のいかなる命令にも従わず、常に法を学び、法を暗記し、なんとか法を正す進展に付いて行けました。釈放されてからも、法を多く学び、法を正す修煉の法理について根本的に認識が向上しました。

 これまで何度も迫害を受けてきた最も重要な原因とは、無意識のうちに旧勢力の按排した道を歩んでしまい、時には迫害を求めていたとさえ言えます。決して迫害を全般的に否定していたとは言えませんでした。人類のこれまでの歴史上の修煉の方法に対する認識の妨害のため、大覚者にになるためには、世間の苦を嘗めつくさないといけないと思い、釈迦牟尼が菩提樹の下で49日間座禅したように、イエスキリストが磔の刑にされたように、私達のように気持ちよく修煉することはありえないと思っていました。そのため、毎回旧勢力による試練の中で迫害に耐えて来ました。例えば、北京に上京し、大法を実証するとき、私は生死を放下し、邪悪による残酷な迫害を受けて初めて戻れると思っていました。さらに、恐れることはない、どうせどこに行っても修煉になる、労働教養所が最も邪悪な所ならば最も邪悪な所を正すべきだ、と個人の円満成就の基点に立って迫害に対抗する中で、常人の中の英雄になったつもりでした。しかし、従来の修煉の方法は、小道であって、今回は宇宙が法を正しており、大法弟子は師に手伝って法を正すのであり、根本的な使命である多くの衆生を救い済度して初めて円満成就できます。それに対して旧勢力は、表面的には大法弟子が円満成就できるかどうかの試練を与えているかのうように見えますが、実際のところ、大法弟子と衆生を破滅することが目的です。

 二、旧勢力の迫害を否定する同修を助ける

 迫害を受けてきたたくさんの同修も、このような考えの誤りがあると気付きました。一部の大法弟子は、迫害の中の行いは本当に素晴らしいものです。しかし、肉体はたくさんのひいては非常に高い次元の旧勢力の要素による、絶え間のない妨害を受け、中には邪悪な迫害に耐えきれず、人身を失った者もいます。一部の修煉者は、迫害のため修煉をやめ、ひいては修煉を反対するようになり、この万古なる機縁を失ってしまいました。

 2004年のある日、故郷のある年配の同修が、長い旅を経て私のところにやって来ました。この同修の状態は非常に悪かったのです。この同修は、二回目の迫害を受けて釈放され半年経ったにもかかわらず、食べることも寝ることもできず、常にある黒い影が同修の周りをうろついていました。煉功もできず、発正念もできない。この同修は、もはや命の終わりを感じていたようです。しかし、この同修はあきらめませんでした。他の同修と交流しようという一念を持っていたからこそ、慈悲なる師父は、彼が私と会えるよう按排してくださったのです。私は、この同修の修煉における体験を落ち着いて聞きました。

 この同修が初めて労働教養所に収容されたのは、法輪大法は素晴らしいと書いた紙を電柱に貼ったことが原因とされています。当時、公安局は誰がこの紙を貼ったのか分からないため、この地区のすべての大法弟子に、公安局で筆跡の判定を行ったそうです。この同修は、自分が書いたにもかかわらず、公安局に行きました(これは旧勢力の按排した道を歩むことであり、旧勢力が迫害を強めるための口実を作ってしまいました)。

 労働教養所に拘禁されてから、正念を失い、警官に騙され三書を書いてしまいました(旧勢力の按排した道をさらに進んでしまいました)。労働教養所から釈放されてから非常に後悔したこの同修は、必ず二回目こそ乗り越えると決心しました(邪悪に迫害を求め、旧勢力のいわゆる試練の中で合格を求めています)。しかしながら、直ち労働教養所でに二回目に迫害を受けた時、拷問に耐えきれず、再び三書を書いてしまいました。この日以降、天目が閉じました。体もますます悪くなっていく中で、恐ろしく黒い影がこの同修の周りをうろつくようになりました。

 (続く)

 2010年3月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/13/219720.html

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