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吉林省:法輪功修煉者は不当に罪を着せられて死亡(写真)

(明慧日本)2010年旧暦正月前、吉林省延吉市の法輪功修煉者・殷鳳琴さんの遺体は何の手続きもなく火葬された。親族たちは中共当局の脅迫により、やむを得ず殷さんの遺体を慌しく火葬したと述べた。

  ビルから転落、死亡

殷鳳琴さん

  2010年1月29日、吉林省610弁公室の警官らは殷さんを強制連行しようとしたが、殷さんは突然ビルから転落(原因不明)し、全身を強く打って骨折し、病院に搬送されたが、亡くなった。

  数年来迫害され、殷さん一家は悲惨な状況に

  数年来、中国共産党の殷さん一家に対する迫害は残酷であった。夫は迫害により半身不随になり、娘婿は不当な判決を言い渡され、現在、吉林省の刑務所に収容されている。娘は黒龍江省の女子労働教養所で不明な薬物を打たれ、心神喪失の状態にある。残された孫2人は殷さんしか世話することはできない。こういう状況であっても、中共の警官らは殷さんを強制連行しようとした。警官たちは殷さんにベランダで服を着させた。その後、殷さんはビルから転落した。息子が病院に駆けつけた時、殷さんはすでに亡くなっていた。その他、2010年1月16日、殷さんの家に行ったもう1人の修煉者が警官らに強制連行され、未だに行方不明である。

  警官はわざと時間を遅らせる

  殷さんが亡くなった後、公安局は家族に対して、ベストを尽くして家族のすべての要求を聞くと言った。しかし、その後、多くの謎めいた人物が家族を尾行し、監視を続けて、どこに行っても、自由がないという状況。家族は精神的に圧力に屈して、迫害責任者の法的責任を追及することを放棄したが、適切な弁償金や娘婿の釈放を求めた。当時の公安局の返答はベストを尽くして被害者家族の要求を満たすと言い、2010年2月3日に市の公安局で交渉すると約束した。

  豹変した警察

  2010年2月3日水曜日の明け方、親族一行数十人が公安局に行ったが、警官はその親族に対して一人ずつ写真を撮りながら、大声で叱りつけた。そして殷さんがビルから転落時、警官がいたことを否定した。さらに、弁明しようとする親族に対して、拘禁すると脅した。最後、交渉に参与する親族は3人以外全員拘禁され、日暮れ前に釈放された。2010年旧暦正月前、殷さんの遺体は延吉市の火葬場で火葬された。親族は中国共産党の公安機関の脅しでやむを得ずこのような形で遺体を処理した。

  2010年3月16日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/5/219239.html

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