国際各マスコミはアメリカ下院で通過した605号決議案について報道
(明慧日本)アメリカ合衆国下院605号決議案は、賛成412票、反対1票で、中国の法輪功(ファールンゴン)学習者に対する迫害停止要求がほぼ満場一致で可決された。決議案では、中国政権に対して「法輪功学習者に対する迫害・威嚇・監禁・拷問の活動を即座に停止し、法輪功撲滅を委託され法廷権限外に置かれた機密機関610弁公室を即座に廃止すること」を要求した。
605号決議案には、「過去10年の間、自己の信念を手放さなかったがゆえに、迫害、恐喝、監禁、拷問、そして死亡した法輪功学習者並びに学習者の家族に対して同情を表わす」と明記されている。また、決議案では、アメリカ合衆国大統領及び国会議員は法輪功が迫害を受けている事実について、公に法輪功修煉者と面会し、信仰の自由がアメリカ合衆国の基本的原則であることを明示すべきとしている。
これに対して、世界各大手マスコミは速やかに決議案の通過情報を報道した。
ボイス・オブ・アメリカ(VOA):圧倒的な投票数でアメリカ連邦議会の立場を表明
VOAは3月17日に、アメリカ国会下院は412票賛成、1票反対の圧倒的な票差で605号決議案を通過し、中国共産党が直ちに法輪功への迫害を停止することを呼びかけたと報道した。報道の内容は以下である。
605号決議案では中国政権に対して「法輪功学習者に対する迫害・威嚇・監禁・拷問の活動を即座に停止し、法輪功撲滅を委託され法廷権限外に置かれた機密機関610弁公室を即座に廃止すること」を要求した。さらに、アメリカ合衆国大統領及び連邦議員は法輪功が迫害を受けている事実について、公に法輪功修煉者と面会し、信仰の自由がアメリカ合衆国の基本的原則であることを明示すべきとしている。
米議会の外務委員会のメンバーであるイリアナ・ロス・レーティネン下院議員(フロリダ州・共和党) が、決議案を作成した。
フランス通信社(AFP):一番邪悪な系統的な迫害を止める
AFPは3月17日、アメリカ下院は絶対多数の票で法輪功の迫害を停止することの議案が通過したと報道した
報道の中では、議院案は国連酷刑反対議員会の報告、アメリカ国務省、国会が中国問題に対する年度の人権報告、及び『ニューヨークタイムズ』等のマスコミが報道した法輪功修煉者が受けている迫害と酷刑の事例を引用したと表した。
605号決議の可決について、法輪功情報センターの常任取締役、レヴィ・ブラウデ氏は、法輪功修煉者を迫害して、臓器を摘出することは考えられないことだと非難した。
ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI):アメリカ下院議員たちの道義を表した。
RFIも3月17日に、決議案は法律の束縛力はないが、アメリカ下院の道義を表していると報道した。
議案はアメリカ大統領と連邦議会に、公に法輪功修煉者と面会し、信仰の自由がアメリカ合衆国の基本的原則であることを明示するよう要求した。
アメリカ国務省が先週発表した最新年度の人権報告の中で明確に、現在も中国共産党はまだ法輪功への迫害を続け、1999年以来、約3000名の法輪功修煉者は酷刑で死亡に至り、十万以上の法輪功修煉者が監禁されていると指し示した。
ラジオ・オーストラリア(Radio Australia )
RAの3月17日の報道でも、アメリカ下院で通過した議案について報道した。江沢民が法輪功を迫害するために成立した「610弁公室」を取り締まり、信仰のため監禁されている法輪功修煉者を釈放し、その中ではアメリカ公民の家族もいたとしている。
そのほかにも多くのアジアマスコミ、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト (South China Morning Post)、シンガポールザ・ストレーツ・タイムズ (The Straits Times)、フィリピン最大マスコミABS-CBN が3月17日にAFPの報道を転載した。
2010年3月18日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/3/19/220078.html)
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