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ベルギー:観衆の大絶賛の中、神韻が円満に閉幕する(写真)

(明慧日本)神韻芸術団の最後の舞台を観ようと、人々は続々とブルージュコンサートホールに押し寄せた。そのためチケット売り場は買い求める人で溢れ、空席も殆ど残らなかったという。

舞台を鑑賞する観衆

 ベルギーでは舞台の進行が順調に進めるように、観衆は演目が終わった時に拍手をするという紳士的風習がある。しかし、神韻の舞台に感動のあまり、各演目が終わった時の拍手だけでなく、演目の進行中にも、拍手を送るようになっていた。

 サウジアラビアの駐EU大使:偉大な国の文化を心ゆくまで旅した

 Abdallah Y. Al Mowallimiさんは、サウジアラビアの駐EU大使である。2年前ベルギーのアントワープで神韻を観たことがあり、今回は家族全員を連れて観にきた。鑑賞後、次のように語った。

 「この公演が非常に好きになった。中国各地の地域の風情を表現し、優雅な雰囲気に包まれた公演である。偉大な中国の歴史と文化の旅を心ゆくまで遊覧したので、印象深く心に残った」

 「舞台は中国人の勤勉さと融合されたマルチカルチャーを表現し、真正面から中国の歴史と伝統を伝えたと思う」

 税関の最高責任者:暖かさを感じ取った

税関責任者・Ronny Dobbelaereさん(左ニ)と夫人及び秘書と彼女の夫

 ブルージュ港はベルギーにおいて2番目に大きな港であり、24時間体制で営業している。それでも、税関の最高責任者・Ronny Dobbelaereさんは、神韻公演を積極的に部下達に薦めたそうだ。

 Dobbelaereさんは夫人と秘書夫婦と共に舞台を鑑賞した。鑑賞後の感想をこう述べた。「すべての演目が素晴らしかった。ダンサー達の表情が非常に良く、暖かさを感じた」

 Dobbelaereさんの夫人が横で思わず口を挟んだ。「アーティスト達は神からの重要なメッセージを伝えたと感じた。彼らが演じた世界はこの上なく美しいものだった」

 NATOの職員:天上から降りてきた神仙のようだ

財政総監・ロールスロイス・ブラッドショーさんと夫人

 NATO通信情報サービスの財政総監のロールスロイス・ブラッドショーさんは、夫人と共に舞台を鑑賞し、大変感動した様子だった。

 ブラッドショーさんは、「舞台のすべての舞踊が好き。ダンサー達の生き生きとした動作に感動した。衣装も多彩で美しく、様々な色がよく調和さている。バックスクリーンの映像も、舞台を引き立てた」と語った。

 「ダンサー達がまるで天上から降りてきた神仙のようで、私の世界を広めてくれた」とも感嘆した。

 夫人が「舞台が中国の神伝文化や壮麗な歴史と素朴な古代生活及び現代の中国の現実をも全部表現したと思う、しかも、完全に理解できた」と述べた。

 最後に、ブラッドショーさんは、「すべての演目が善と悪の戦い中で、最終的に善が勝つと表現していた」と補足した。

 市長が市民に極力に神韻を推薦した

 ブルージュ市の近くにある海岸都市のブロンキンボ市の市長が、神韻公演を全力で支持するという。「私達がブルージュにきて、『世界一のショ−』を目にすることができるのは、私達にとって非常に意味のあること。この公演を支持する理由は、私達の市民にもこの一流の舞台を観れるように望んでいるから」

 市長の夫人以外にも、市長は数人の同僚と友人も連れてきた。市長が「公演が私達に強い印象を残した。すでに神韻のファンになった。この舞台が全く違った文化を表現したため、興味が湧いてくるのだ。このような舞台を観ることが殆どないからね。大変面白かった」

 文化事務の職員:神韻は偉大な舞台である!

Verburghさん

 ブルージュ市付近のブランケンベルヘ鎮の文化事務の担当者・Verburghさんは、神韻を「すべてが含まれた唯一の舞台だ」と称賛を送った。

 Verburghさんは鎮長の指示を受け、神韻宣伝用のチラシを配ったり博物館や図書室また旅行社などにもポスターを貼ったりした。勿論現地の文化局にも貼った。

 Verburghさんは、神韻を観る事が出来たことに喜びを感じている。「この舞台を言葉で言い表すことが出来ない。この公演は偉大であり、色彩・激情・愁傷・喜悦すべてを含めた。ダンサー達の技巧が高く、物語も意義があり感動を覚えた。また、歌と音楽も素敵だった。正に大作である」

 「神韻がここにおいて公演を行うことに感謝したいと思う。東洋の文化がこれほど違っていたのを知らなかった。ダンサー達の安らかな表情、暖かさに溢れており、優雅なところも好き。西洋文化には緊張と忙しさを感じ、一方の東洋文化には安らかさと喜悦を感じるので、東洋文化が好きになった」

 芸術家:神韻の音楽に魂を感じた

 ベルギーの財政部に勤めているマルク・バァトソンさんは、同時に舞台の監督でもある。彼の妻はアンドレア・ハカさんが、フィリビンからきたダンサーで、振付師でもある。

 アンドレア・ハカさんは、「舞台上の有効な訓練が最も重要である。神韻のダンサー達が整然とした完璧な動きをしていて驚いた」と感心した。

 監督のマルクさんにとって今まで観たことのない舞台だった。「舞台上のすべての人が一体となるべきだが、欧州では50人あまりのダンサー達の動作を整然させる事は不可能だ」

 夫妻は噂を聞きつけてきた。毎週舞台を観る夫妻だったが、神韻のオーケストラに感動された。「私は音楽の魂を感じ取った」

 「各曲が個々の物語に合わせて作られたと感じた。とても良かったと思う。音楽そのものがすでに物語を語っており、その上舞踊を加えると、観衆が完全に物語の中に浸ってしまう」

 中国民衆が信仰の自由がない社会にいる現実は、夫妻に衝撃を与えた。「この事実を披露した舞台を観ると、確かに心を震わした」

 中国人:この舞台を観るために駆けつけてきた

 若い趙さんはガールフレンドと共に中国から来ており、他の都市で仕事をしている。この日の公演を観るため、わざわざ駆けつけてきた。2人共に初めて神韻を目にした。非常に素晴らしく、真の中国文化を表現していると語った。趙さんのガールフレンドは「私はこの舞台を観るために駆けつけてきた」と述べた。

 舞台全体の印象について趙さんが「とても良かった。舞台で表現されたものは中国国内では観られないものばかりだった。真の中国のものであり、中国そのものである。国内にも他の公演があるが、混合しており、このような感じもしなかった」と述べた。

 インタネット上から各地の観客が神韻に対する反響を読んでいた趙さん達だが、神韻には三つの団体があり、同時に世界で巡回公演を行うことを知ると、吃驚した様子だった。

 2010年3月18日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/12/219654.html

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