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大連市:法輪功修煉者の母子は未だに拘禁されている

(明慧日本)大連市の法輪功修煉者・尚暁麗さんと謝宇さんの母子2人は6カ月前に強制連行され、2カ月前に法廷での審判が行われた。沙河口区の裁判官は弁護士の無罪の弁護に対し、何らの反論もできなかったが、現在も尚さんと謝さんは釈放されていない。

  謝宇さんはQQというソフトウェアでクラスメートとチャットをしたとき、法輪功が中国共産党により迫害されている真相を話したため、2009年9月17日に派出所の4人の警官に職場から強制連行された。当日、警官らは謝さんの家に侵入して家財を没収し、母親の尚さんにも法輪功を修煉しているのかと聞き、尚さんが「はい」と返事したため、尚さんも一緒に強制連行した。

  母子2人はずっと大連市の姚家留置場で6カ月余りも拘禁され、家族が何度も面会に行ったがすべて断わられた。警官は4年から6年の判決を下すと脅した。

  2010年1月18日、沙河口区の裁判所で尚さんと謝さんの審理が行われた。弁護士は母子2人のために、確かな根拠のある事実を出して無罪弁護をした。裁判官は弁護士の弁護について何も反論できなかった。検察官も2人が有罪だという証拠を出せず、人々を納得させることはできなかった。弁護士は法廷でこの母子を釈放するように要求したが、びくびくしている裁判官は、今日はここまでで休庭し、10日後に判決を言い渡すと宣言した。しかし、予定の日から現在まですでに2カ月も過ぎたが、判決もなく、釈放もしていない。

  多くの法輪功修煉者は現在も迫害を受けている。共産党の独裁政権下での法の執行者は心を静めて、以下のことを考えてほしい。

  一.ヒトラーなどユダヤ人を虐殺することに参与した者は、ナチスに強制されたとか命令されたとかに関わらず、全員絞首台に送られた。しかも、全世界で長い間逮捕を免れているナチスを捜査し続けており、中断したことはない。

  二.2009年11月、スペインの裁判所は法輪功を迫害する中国共産党の江沢民、羅幹、薄煕来、賈慶林、呉官正の5人を「ジェノサイド」、「拷問罪」で起訴した。有罪と判決された場合、最低20年の懲役刑となり、罰金の懲罰も付く。

  三.2009年12月17日、4年の調査を経て、アルゼンチンの連邦裁判所は一つの歴史的意義ある判決を下した。アルゼンチン連邦警察局国際刑事警察部は江沢民と「610弁公室」のトップ・羅幹に逮捕命令を下した。彼らは法輪功を迫害し、人道に反するという罪を犯したからである。

  四、現在まで同じく江沢民を起訴した国はベルギー、ドイツ、韓国、カナダ、ギリシア、チリ、オーストラリア、ボリビア、オランダ、ペルー、スウェーデン、ニュージーランド、日本、米国など10数カ国。中国の官吏は外国に行けば、直ちに起訴されることになる。

  五.2010年3月16日午後、米国下院議員は国会で、605号決議案を採択し、中国共産党の法輪功修煉者に対する迫害、脅迫、監禁及び拷問などを直ちに停止し、拘禁されたすべての法輪功修煉者を釈放するよう要求した。

  2010年3月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/20/220120.html

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