甘肅省:女性法輪功修煉者が迫害により死亡
(明慧日本)甘肅省慶陽市に在住の法輪功修煉者・曹桂芳さん(57歳女性)は、1997年に法輪功の修煉を始めた。曹桂芳さんは生前、何度も警官に強制連行、拘禁されたことがある。その結果、2010年3月3日、中共の長期の迫害が原因で死亡した。
曹桂芳さんは修煉する前、字を読むことができなかった。修煉を始めてから一年後、『転法輪』をすべて読むことができるようになり、その一年後、さらに他のすべての法輪大法の関連書籍が読めるようになった。曹桂芳さんは修煉する前、他人と同じく名利に対する情が重かったが、修煉してから道徳観念が向上した。たとえば、ある日一万元を拾い、一日後落とし主を見つけて渡して地元政府の表彰をもらった。修煉する前は、多くの病気を患っていたが、修煉してから半年後、病気が全快した。家族や親せき、友人が曹桂芳さんの変化に法輪大法の素晴らしさを感じ、相次ぎ大法の修煉に入った。地元では比較的大きな煉功場を作り、曹桂芳さんは煉功場の補導員に推薦された。
1999年7.20以後、中共が法輪功の迫害を始めてから、曹桂芳さんは何度も警官に強制連行され、家宅捜査、拘禁された。以下は2006年7月3日、明慧ネットに掲載された曹桂芳さんの迫害経歴。
1999年7月21日午後4時、警官・韓勇らが曹桂芳さんを強制的に派出所に24時間拘禁した。拘禁中、絶えず大法と曹桂芳さんを罵った。
1999年11月、韓勇が率いる警官らは、曹桂芳さんがいたファッションブティックを家宅捜査し、曹桂芳さんの私物を没収した。
2000年2月22日、曹桂芳さんが初めて法輪功の真相を政府に伝えるために北京に行った。家に帰宅途中、警官に連行され、留置所に1カ月拘禁された。その後洗脳班に移送され、警官は曹桂芳さんを転向させようと企んだ。曹桂芳さんは警官の無理な要求に従おうとしなかった。警官はそれでもあきらめず、曹桂芳さんの夫と息子を利用して転向を計ったが効果がなかったので、結局釈放した。
2000年11月1日、市の公安局の警官4人に派出所へ強制連行され、尋問を受けた。また家宅捜査を受け、無理やりお金を払うよう要求され、曹桂芳さんの夫が500元を警官に渡して、曹桂芳さんは家に帰ることができた。その後、公安局は曹桂芳さんを留置所に入れる予定だという情報を聞き、連行を逃れるために夜中に逃げ出し、90日間路頭に迷う生活を過ごした。その間、法輪功の真相を政府に伝えるため、再度北京に行った。
2000年12月1日、また北京に行ったが、その2カ月後の2001年2月、強制連行され42日間留置所に拘禁され、また麻薬中毒回復所に15日間拘禁された。2001年4月12日、曹桂芳さんは非公開裁判で1年6カ月の労働教養処分を言い渡された。
労働教養所では、曹桂芳さんは非人道的な迫害を受けた。大きな石を背負うよう強いられ、水も飲ませてもらえず、トイレに行くことさえ許されず、直立不動の姿勢を強いられ、部屋のドアを閉じるのを禁じられ、法輪大法を批判する本を読ませられるなど。さらに、看守が大きな声で叫んだとき指示された受刑者が臭い靴下で口を塞ぎ、8日間手錠をかけられ、足が腫れて歩くこともできなくなるなど様々な迫害を受けた。釈放後も、警官は曹桂芳さんの家に行き、「転向書」という大法を批判する内容の文書を書くよう強要したが、警官は夫に追い出された。
2003年4月25日、警官は曹桂芳さんが釈放されるのを恐れ、曹桂芳さんを派出所に移送し、また公安局に移送した後密かに留置所に50日間拘禁した。拘禁中、3年の実刑判決を言い渡す予定だったが、曹桂芳さんの夫が曹桂芳さんを釈放するよう求め、公安局はその要求に口出しもできず、やむを得ず釈放をした。
2005年2月中旬、警官2人は曹桂芳さんの勤務先で曹桂芳さんを無理やり派出所に連れて行こうとしたが、拒否された。警官はあきらめず、曹桂芳さんを無理やり派出所に引っ張っていき、尋問をした。
今までの迫害では、派出所に5回、留置所に3回、労働教養所に1回、麻薬中毒回復所に1回拘禁され、勤務先で3回、家で2回家宅捜査を受け、金銭と私物を奪われ、その金額は合計1200元にもなる。家族の人と親戚を利用して曹桂芳さんを転向しようとしたことに、曹桂芳さんは家庭に矛盾を感じ、親戚に敵意を抱かれたことで受けた被害は非常に大きかった。
2010年3月21日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/3/19/220000.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/3/22/115513.html)
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