「三つのこと」をしっかりしながら精進する(一)
(明慧日本)法を正す時期の大法弟子は責任が重大かつ殊勝です。「三つのこと」をしっかりすること、つまり法をしっかり勉強し、正念をしっかり発し、真相をしっかり伝えることは我々がやらなければならないことです。私は同修の皆さんと同じように師父の法を正す進展に従って、いろんな難を乗り越えて今日まで歩んできました。以下は、私が如何に「三つのこと」をやってきたのかという体験談です。
一、正念を持って正しく行い、邪悪を解体し、衆生を救い済度する
師父は『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』で次のように説法されました。「衆生を救い済度することを行わなければ、大法弟子としての責任を全うできなかったことになり、あなたの修煉はゼロになります。なぜなら、あなた個人の圓満成就のために、あなたを大法弟子にしたのではなく、あなたは重大な使命を背負っているのです」
私は1999年3月に法輪功の修煉を始めた大法弟子です。しかし、「三つのこと」をしっかり始めたのは2002年になってからです。
私は都市から遠く離れた田舎に住んでいます。私はいつも都市の周辺の田舎で真相資料を配布したり、脱党を勧めたりしています。
家に帰ると、法をしっかり勉強し、正念を発し、毎日4回の全世界同時刻の発正念を1回も漏らしたことがありません。資料を配布に行く前に、必ず師父のご加持をお祈りし、邪悪の一切の要素を取り除き、特に資料を配布する地域の邪悪の要素を取り除くのです。こうすると、真相を伝えることが順調にいきます。修煉は厳粛なことで、一思一念も大事です。
北京五輪が開かれる3日前、即ち2008年8月5日、ある町で資料を配布した時のことでした。出発する前、私はいつも通り正念を発し、師父のご加持をお祈りしましたが、家を出た途端、こんな一念が生じました。「3日後には五輪が始まります。こんな時期に邪悪は必ず監視人員を配置するだろう。1人で出かけて安全だろうか。万が一捕まったらどうしよう?」と心配しながら出発しました。
ある村に着いて、数枚の資料を配布した後、突然、後ろから1人が現れてきて、私の手を掴んで、「何をしているんだ!道理で勝負するか武術で勝負するか選べ!」と叫びました。私はびっくりしたにもかかわらず、脳裏に師父の説法を思い出しました。「それをやっつけるには、手を伸ばしてぱっとそれを釘づけにするような功能が必要です」(『転法輪』)
私は念を出して、彼が叫ぶのを止めてから、ゆっくり向きを変えて、微笑んで言いました。「道理や武術で勝負するわけではなく、私は大法の修煉者で、あなた達を救う為に来ました。我々の師父はより良い人間を目指して修煉するように弟子に要求されています」 そして、私は、中国共産党、特に江沢民集団が如何に事実を捏造してでっちあげ法輪功に罪を着せているとか、何千人の法輪功修煉者が殺されたとか、中国共産党はメディアを操って嘘を放送しデマを流したとか、例えば、中共が作った天安門焼身事件や、四川大地震の真相から文化大革命などの共産党の政治運動の歴史まで説明しました。
私が説明するにつれてずっと静かに聴いていた彼はいつの間にか手を放しました。その時、私は真相小冊子やCD、『共産党についての九つの評論』を彼に渡すと、彼は喜んでそれを受け取りました。「共産党メンバーですか?」と聞くと、「村の支部書記です」と彼は答えました。私はすぐに、貴州省の「中国共産党亡」という6文字のある天然文字石を例として挙げて脱党を勧めしました。共産党文化に深く騙された彼はすぐに脱党しませんでしたが、その後、私は彼の家を訪れ、やっと彼の一家の脱党を説得できました。この過程を振り返って見ると、修煉者の一思一念が非常に厳粛なことだということが分かりました。
(続く)
2010年3月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/20/220107.html)
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