内に向けて探し、精進して着実に修煉する(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)
二、互いに指摘し合い、共に昇華する
毎週の『明慧週刊』を通読することは、精進する大法弟子として欠かせない日課です。特に、2004年に家庭資料拠点を作った後、毎日『明慧週刊』の文章を読むことができるようになり、私の修煉に役立ちました。そこで私は深く感じたのですが、大法弟子はよく学法すると同時に、明慧ネットの文章をよく読めば飛躍的に昇華することができるのです。そこで、私はグループ学法のメンバーがいち早く明慧ネットを閲覧できる環境を整えることにしました。
考え方はよかったのですが、実行するにはそれなりの困難を伴いました。なぜならば、メンバーの皆がパソコンに触ったことがなく、パソコンの使い方が分からなかったので、家にパソコンがなかったのです。しかし私は、心性が基準に達することができれば、不可能を可能にすることができると確信しました。
私はまず、グループ学法のときに交流する時間に、自分が明慧ネットの文章を読んだ後の体得について多く話すことにしました。そこで、甲さんは少し興味を持ち始めました。甲さんにその一念があれば師父が、甲さんの家族(常人)にパソコンを買うように按排してくださいました。私は時間を作って操作の仕方を教え、その過程で妨害はあったのですが、甲さんの努力により妨害を乗り越えてパソコンを操作の技術を覚えたのです。
その後、甲さんは学法の時間以外に明慧ネットの文章を読みました。そして、同修と読んだ後の体得を交流し、甲さんの昇華はとても速かったのです。甲さんの変わりようを見たほかの同修は、従来の観念と障害を突破し、パソコンを購入したのです。現在、これらの同修は正法の中でそれぞれの力を発揮しています。
同修を助ける過程は自分の心性を高める過程でもあります。ある日、甲さんはインターネットの使い方をやっと覚え、明慧ネットを見ていました。甲さんの娘が戻り、母親がパソコンを購入したことを知りました。甲さんの恐怖心が強かったため、邪悪が娘の口を利用して甲さんを脅したので、甲さんは明慧ネットを見なくなったのです。私はこのことを知り、心の中で甲さんは全然正念がないと思いました。私が苦労して教えたのに、娘の脅しはあなたの恐怖心に対して来ているのではないか? このような小さな関門を乗り越えられないのか? 時間の無駄だから、好きなようにすればいいと思いました。数日後、甲さんは夢を見たと私に話してくれました。
甲さんは家に帰るのに車に乗り、なぜだか途中下車したというのです。この話を聞いた私は悟りました。私が途中で甲さんを見放したことで、邪悪の罠にはまったのではないか、自分には不平不満の心、怨む心、そして無責任な人心が存在していたと認識できました。私は時間を作り、甲さんと法理のうえで交流し、明慧ネットから関連のある文章をダウンロードして読ませました。甲さんは法理を理解し、関門を乗り越えることができたのです。その後、甲さんは自分が昇華した体得を他の同修によく話し、ほかの同修の昇華に大変役立ちました。
以上は修煉の中での少しばかりの体得です。今後、残された修煉時間の中で私たちは取り除くべき執着心がありますが、さらなる純正な心でより多くの衆生を救い済度し、先史の誓約を果たし、われわれの使命を果たして、円満成就して師父について我が家に帰りましょう。
(完)
2010年3月26日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/2/5/217594.html)
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