■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/26/mh273431.html 



大法の真相を伝える際の妨害を取り除く

文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は、大法の真相を伝える時のでき事から、自分の中に深く隠れている執着心と大法の真相を伝えることを妨害するものを認識できました。

  私はかつて、会社で大法の真相を伝えたため、大法の真相が分からない人に事実に反することを通告され、上司はわざわざ私と面談し、会社では大法の真相を話さないように要求しました。私はその機会を利用して、「中国共産党がなぜ、法輪功を迫害するのか、また私たちの師父が私たち大法弟子によりいっそう良い人になるようにと教えられている」ことを上司に伝えたかったのですが、自分が大法の道に戻ってきたばかりで、法をあまり勉強していなかったこともあり、それに加え、労働教養の処分を受けて帰ったばかりなので、恐怖心もありました。言いたいことがよく伝えられず、効果はよくありませんでした。ぎこちない私に対して、上司は命令口調で「あなたの信仰に私たちは反対も支持もしないが、ただ絶対会社でその話をしないように」と言われました。その後、しばらくの間、私は大法の真相を伝えることをしませんでした。

  その後、私はよく法を学び、ある程度悟性が高まりました。ある日、ある同僚が仕事を辞めて実家に帰ろうとしていましたが、ぐずぐずしてなかなか帰れませんでした。その時、私はすぐに「きっと師父が彼女に真相を伝えることを私に按排してくださり、私に向上する機会と世人を救い済度する機会を与えくださっているのだ」と考えました。しかし、私が彼女と直面した時、どうしても口を開けられず、さらに、上司と話した時の失敗を思い出し、一層口が開きませんでした。

  「なぜ、こんなことが起きたのか、何が妨害しているのか」と私は内に向けて探しました。そして、奥深くに隠れている「自我」という最も根本的な執着心を発見しました。以前、私は大法の道でわき道に入ってしまったことも同じ原因でした。物事に対していつも、自分の感じたことを優先していました。例えば、私は法のために何をして、何を得られるかとか考えました。人に褒められたら嬉しくなり、意見が異なると不機嫌になります。真相を伝える時、受け入れられなければ、気分が悪く、受け入れられれば、心情がよくなります。振り返って見ると、これらはすべて「自我」であり自己中心でした。いかなることも真っ先に自分のことを考えるというのは、古い宇宙の理ではありませんか。しかし、師父が私たちに教えてくださったのは、無私無我で、「相手を先に、自分は後に」ということです。

  私は、新たに認識ができた後、これらの妨害を絶対取り除くと決心しました。心が穏やかになり、私は1枚の大法の真相のお守りを、辞める同僚に「あなたに大法のお守りを贈ります。これは私たちの縁です。お守りに書いてある『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』を良く覚えてくださいね。平安をお祈りします。いつかあなたは、私から一番よいものを贈られたと分かるようになりますよ」と言いました。彼女は喜んで両手で受け取ってくれました。すぐに首にかけ、「本当にありがとうございます」と言いました。彼女の反応に、私は少し驚きました。

  以上の体験を通じて、私の心は急に開きました。師父の法に基づき、慈悲の心で、衆生を救い済度すれば、師父はきっと弟子を助けてくださいます。大法弟子として、常に法に基づいて物事をみるべきで、根本的に「自我」を取り除けば、大法弟子として行うべきことをよく行うことができるようになります。これが私の体得したことです。

  以上、不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

  2010年3月26日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/24/220342.html

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