■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/03/27/mh285721.html 



旧勢力に迫害されないように、隠れている色欲の心を取り除く

文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は1996年に法輪大法の修煉を始めた大法弟子で、家族も修煉しています。いろいろな苦をなめてここまで来られたのは、すべて師父がいつでも私たちを慈悲に守ってくださったからです。

 私は着実に修煉することに対する認識不足のせいで、6回強制連行されました。「転向」はしませんでしたが、毎回簡単に乗り越えたわけではありません。労働教養所に拘禁された時、毎日法を暗証し、発正念をして内に向かって執着を探して、機会があれば迫害の真相を受刑者たちに伝えました。やるべきことをすべて行い、毎回正念により戻って来ましたが、なぜ後でまた連行されるのかと私はいつも疑問を抱きました。きっと根本的な執着をまだ探していなかったのだと思います。

 今回、労働教養所から戻ってきた後、私は師父のすべての経文と明慧ネットで発表された文章を全部読みました。「私の教訓:色欲の心を捨てないと危険です」を読んでから、内に向かって探して驚きました。私の色欲の心がこんなに深く隠れていたことに、全然気づきませんでした。 

 小さい頃、あるクラスメートの男の子と手紙を交換したことがありました。その後、いろいろな原因で私たちはそれぞれ結婚しました。道徳と良心によって自分を律して、彼と付き合ったことはなく、夫とも仲がいいのです。けれども、その時の手紙の中の言葉が時々頭に出て来て、私が彼と付き合ったことは良い思い出となっていました。私は彼に対して何の思いもなく、純粋な友情で問題ないと思っていましたが、師父の経文を読んで、私はまだ色欲という根本的な執着があることが分かりました。

 「大法弟子よ、色欲は修煉者にとって最も乗り越えがたい関であると私は随分前に既に言いました。常人のこの情にひどく動かされています。これほどのことでさえ、自ら抜け出すことができません。当初旧勢力はこのような人が大陸の監獄に行ってはじめて改めることができるように按配しましたが、そうではありませんか? あれほど厳しい環境の下で改めるしかないでしょう。あまりに楽だからそうなったのではありませんか? 口実をもってこの心を取り除いていない人は皆自らを欺き、他人を欺いています。私はあなたのために特別な按配をしていません」(『二〇〇四年米国西部法会での説法』)

 師父はこんなに明らかに説いてくださったのに、私は気付きませんでした。何回も旧勢力に弱みを握られ、労働教養所に強制連行され、迫害されて、私は本当に悔しいです。修煉する前に色欲の心に絡みつかれ、修煉した後でもこの心により迫害されました。表面的には何の事実もありませんが、実は隠れていて確かに存在しているこの汚い心が、私の何年もの時間を無駄にし、6回強制連行された原因です。これが認識できてすぐ、一つの考え、一念から色欲の心をつかみ、強い正念を発して徹底的に色欲の心と、この心が思想の中に及ぼした影響を取り除きました。

  発正念をする時、私の両手の間に男性の頭が出て来て、半分黒くて半分白い髪を振り乱していました。これが私を長年害していた色魔だと分かって、すぐ、強い正念を出して「滅」という言葉を3回繰り返すと、その悪鬼が消えてなくなりました。私は鍵をかけられて修煉している人間なので、今まで何も見えず、今回初めてこのような光景を見たのです。師父は、私が色欲の危害を認識できるように、色魔の他の空間での表現を見せてくださり、私を励ましておられると悟りました。

 師父はまた説かれました。「修煉は自分に対して責任を持たなければならず、本当に自分を変え、心の奥から執着している良くないものを放下してはじめて、本当の放下になります。表面では体裁の良いことをし、心の奥で放したくないものを守り固守しているのであれば、それは絶対いけません」(『米国西部法会での説法』)

 私がこの辛い教訓を書くのは、同修たちに注意を与えるためです。私と同じ体験がある同修たちは、三つのことをしっかり行うと同時に、必ず執着を細かく探すことを重んじ、色欲の心を取り除き、旧勢力に迫害される弱みをなくしましょう。そして、色欲の執着がもう事実になっている同修たちは、以前に犯した過失を徹底的に改めましょう。各次元の神は私の一つの考え、一念を見ています。衆生を救い済度する時間はとても大事なので、このような汚い心と考えで衆生を救い済度することをダメにしていけません。それは永遠の遺憾になるからです。

 今回、私は初めて自分が文章を書けない観念を突き破って修煉体験を書きました。次元が限られているので、不適切なところは同修の慈悲なる指摘をお願いします。 

 2010年3月27日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/24/220341.html

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