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遼寧省の裁判官、無罪弁護が成立しても法輪功修煉者を釈放しない

(明慧日本)遼寧省・営口市裁判所はこのほど開廷し、7人の法輪功修煉者の裁判を行った。弁護士は、法廷で法輪功修煉者の無罪を主張した。裁判官は何も答えられなかったが、いまだに法輪功修煉者を釈放しない。

 2010年3月23日10時ごろ、遼寧省・営口市裁判所は、7人の法輪功修煉者の裁判を行った。修煉者の家族から依頼を受けた弁護団は、修煉者たちの無罪を主張した。

 弁護士は「中国の法律によっても、法輪功の存在はまったく合法的です」と弁護し、法輪功を修煉することは無罪だと主張した。さらに「法輪功が違法だという法律はどこにありますか? 誰がその条文を挙げられますか?」と問いただした。裁判官らは全員、言葉に詰まり、頭を下げて沈黙した。法輪功が無罪だということを、実は彼らもよく分かっているからだ。

 裁判官は休廷すると宣告した。しかし、なんと法廷側は休廷期間中に、滕文敏さんの有罪判決を下した。翌日、再び開廷した。「法輪功修煉者が有罪だと立証できないなら、直ちに釈放すべきだ」と家族や弁護士らは求めた。しかし、書記官は「お前たちは混乱を起こすつもりなのか」と言い、傍聴者全員を法廷から追い払い、再び休廷を宣告した。

 その後の数日間、家族らは毎日法廷の外に集まって「法輪功修煉者を釈放せよ」と求めた。法官は「無罪弁護が成立しても、法輪功修煉者は釈放しない」と言い放った。

 2010年3月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/28/220553.html

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