トラブルに遭ったら内に向けて探す 文/福建省の大法弟子
(明慧日本)先日、同修・Aさんは地方の同修のためノートパソコンを購入し、システムを入れ替えたいとのことで、同修・Bさんに私の電話番号を知りたいと連絡しました(当時、このような事情のために電話番号を知りたがっていたとは分からなかった)。
Bさんは私と連絡を取り、Aさんの電話番号をくれました。私は何度もAさんに電話をかけましたが、出ませんでした。「急用があれば、相手からかけてくるだろう」と思って、かけるのをやめました。夜8時30分、Aさんの家に来ているBさんが私に電話をかけてきて、自分では解決できなから私に来てほしいと言いました。
Aさんの家に入ってから出るまで、協調できない雰囲気がずっと漂っていました。私はAさんに「あなたに電話をかけましたが、受けてくれませんでした」と言いました。Aさんは「ずっと電話のそばに待っていましたが、電話がありませんでしたよ」と声を上げて言いました。Aさんの電話番号を確認した結果、私は電話番号を間違って書いたことが分かり、登録し直しました。Aさんはさらに声を上げ、「私の電話番号を残して何をしますか? あなたは私たちにもう連絡することはないでしょう。こっちからあなたに用事がな限り連絡することはない」と言いました。当時、これを聞いた私はぽかんとしました。
私はパソコンのキーを打っているとき、Aさんが「だから、Bさんから電話番号をもらいたかったのに、なかなかくれなくて腹が立ちましたよ」と言っているのを聞きました。そのとき、私は自分のせいで同修間の誤解を招いたことに気がつき、「私の電話番号は他の人に随意に言わないように、ということは私がお願いしたものでした」と説明しました。Aさんは「話してくれてよかったです。そうでなければ、Bさんに腹が立って仕方ありません」と深く溜め息をついて言いました。
デスクトップパソコンとノートパソコンは違う所があるため、システムの通用ができず、結局、システムの入れ替えはできませんでした。
家に帰ってきた私は「普段、こんなにそそっかしくはない私がなぜ番号をまちがったのでしょうか? Aさんの家にいるときの雰囲気はどうしてあんなに協調できない状態だったのでしょうか? 必ず原因があります」と考えて反省し、問題のすべてが自分にあることが分かるようになりました。
1.私は、同修が私の名前や電話番号を書いて随意に置いたり、携帯電話に保存することを心配していましたから、Bさんに私の電話番号を他人に知らせないようにお願いしていました。自分の恐怖心から同修間の誤解を招きました。実際に世の中のすべては大法のために来ているので、携帯電話を大法に用い、正々堂々と修煉すべきです。
2.私心があったため、Aさんと他の同修は用事があるときに私との連絡が取れず、他人に不便をもたらしました。また、より多くのことを邪魔されることを心配し、他人のことを先に考えていませんでした。
3.焦る心がありました。Aさんのその日の言動は実際、普段何かに遭ったときの焦る心による私の行為そのものでした。
4.善ではありませんでした。Aさんのその日の態度は実際に私のコピーです。私は普段、常人や家族にこのような態度でした。いつも人を責め、自分に向けて探さず、他人に寛容になる心が欠け、何か遭ったときに自分の気持ちに合わなければ腹が立ちました。師父は、同修の言動を鏡として私に見せてくださり、慈悲をもって他人と接することができるようにと示してくださいました。
このような良くない心を見つけたことは、慈悲なる師父が、私が人心を取り除き、心性を高めるため、二人の言動を用いて私に啓示してくださったおかげでした。本当に広々とした佛の恩を浴びているようでした。師父に感謝いたします。心性を向上するチャンスをくださった二人の同修にも感謝いたします。
心性の高さは功の高さという法理を新たに理解できた後、夜座禅のとき、心を水のように静め、周囲の環境もたいへん静かで私1人だけの世界のようでした。気がつくと、座禅は120分過ぎ、時間が経てば経つほど体がさらに軽くなり、足も消えたようになりました。そのとき、私は「こんなに静まっているから、もっと座禅しましょう」と考え、20分過ぎ、また20分過ぎ、本当にどれぐらい座禅しようと思えばその通りでき、不思議で極めて気持ち良かったのです。今日の煉功状態は師父が励ましてくださり、私にまだある執着心を取り除かせてくださったと思いました。
2010年4月1日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/27/218889.html)
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