四川省:瀘州医学院の元助教授、秘密裏に判決を下される
(明慧日本)四川省瀘州医学院の元助教授・唐旭珍さん(73)は、連行されて納渓留置場に拘禁された。8カ月経ってから、秘密裏に3年半の不当な判決を下され、2010年2月8日に簡陽刑務所に送られた。
唐さんが判決を受けたことは家族に通知されなかったという。江陽区公安局は2009年7月23日、留置場に拘禁されている唐さんに逮捕命令があったが、瀘州市検察院と法院は唐さんに対して開廷せず、数カ月後に留置場の事務所で唐さんに対する判決書を読み上げたという。
唐さんは簡陽刑務所に送られる前に家族と1度面会をした。唐さんの家族が留置場側に唐さんの状況を聞いたところ、「最近は安定している」との回答を得た。しかし、面会のとき、唐さんは家族に「今日、私と会えたのは、師父のおかげで、師父がおられなければ、数日前に私は死ぬところだった」と言った。
面会の時間が短かったので、唐さんの口から8カ月間の拘禁で、どんなことで苦しめられたかまでは分からなかったが、唐さんは身体がひどく衰弱し、危篤状態に陥ったことが予想される。情報によると、唐さんが拘禁されている間、猛暑の日に手錠をはめられて、皮膚はただれ、自立した生活を送ることができず、食事さえ自分でできず、介助が必要になっていた。
唐さんは10年前、鼻咽頭癌を患ったが、 法輪功を修煉した後、癌がなくなり、奇跡的に健康を回復した。唐さんと同じ時期に癌を患っていた人たちが次々に亡くなったが、唐さんは顔色もよく、生き生きしている。唐さんは「病気がなく、全身が軽くなり、健康であることは本当に幸せです。法輪大法の師父が私を救ってくださったのです! 大法が私を救ってくださったのです」と言った。
唐さんは、法輪大法は素晴らしいものであることや、中共が法輪功を迫害している真相を人々に伝えたため、瀘州「610弁公室」に7回にわたって迫害され、2年間拘禁され、労働教養3年の処分を受けた。この数年、唐さんは監視、尾行され、自由な生活がなかった。
ある日、唐さんは友人と一緒に出かけたとき、ビデオを撮られていることに気づいた。周りに誰もおらず、唐さんは撮影している人のところへ行ってはっきりさせようとしたが、その人はすぐに車に乗って去っていった。大山坪派出所は唐さんの写真を盗撮し、さらに唐さんの夫を呼んで唐さん本人であることを確認させた。ある日、唐さんはタクシーに乗って帰宅すると、自宅の周りにパトカー、警官、住民委員会の人などが多くいて、唐さんを待ちぶせているようだと気付いた。唐さんは常に連行される可能性があり、常に嫌がらせを受けていた。例えば、唐さんが豆乳を買いに出かけたとき、路上で突然連行されたことがある。
2009年6月23日、大山坪派出所は住民委員会のメンバーと結託し、約10人で唐さんの自宅に侵入し、家宅捜査をして唐さんを連行した。
2010年2月8日、唐さんの健康状態が悪化したにもかかわらず、なぜ唐さんを刑務所に送ったのか、司法関係者は事実を説明すべきである。
2010年4月1日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/25/220413.html)
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