日本明慧
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ロサンゼルス:中国領事館前で、不法拘禁中の家族救援を呼びかける(写真) (明慧日本)米国会では圧倒的大多数の賛成で、中共(中国共産党の略称)による法輪功迫害の停止を求める695号決議案が可決した。また、米グーグルは中国での検索検閲を停止し、香港経由で検閲のない検索ができるようにした。これら一連の出来事は、米国の民衆が再び中国の人権に注目を寄せるきっかけとなった。2010年3月25日、ロサンゼルスの法輪功修煉者は、中国領事館前で集会を行い、中共による法輪功への迫害停止を求め、国際社会に対して、中国で不法拘禁中の家族の救援を呼びかけた。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校で勤める張軼淵さんは「私の母親の李耀華と妹の張軼博は、去年6月に上海警官に強制連行されました。今もなお拘禁されています」と訴えた。
李耀華さん(63)は若い頃、たくさんの病気に悩まされていた。1996年に法輪功を修煉してからは、全身の病気が良くなった。 張軼博さん(29)は大学卒業後、外資系企業で財務を担当していた。しかし、体が弱く、胃病を患っていた。母親が法輪功を学んでから心身ともに健康になったのを見て、彼女も法輪功を学び始めた。健康状態が改善され、性格も温厚になった。同僚や部下は、彼女の変わりように驚いた。母娘2人は法輪功の資料を配布していたところ、通報された。2009年6月4日夜、田林派出所の警官が突然自宅に侵入し、2人を強制連行した。 中国の遼寧省大連市から来た田路さんは、中国で不当判決を受けた夫・叢日旭さんと、弁護士の王永航さんの救援を呼びかけた。「2009年1月13日、私と夫は大連市甘井子区の道端で『法輪大法好(法輪大法はすばらしい)』と書いた紙を貼り付けていた時に通報されました。3人の警官に留置場に連行され、31日間拘禁された後、私は釈放されました。夫は裁判所で懲役3年の不当判決を下されました。さらに、夫の無罪を弁護した弁護士・王永航さんも7年の不当判決を下されたのです」
田路さんは、31日間拘禁されていた間、5回も尋問を受けたという。その際、警官にびんたされ、中共のスパイになるよう脅迫されたという。それでも尋問に応じなかった田路さんは、悪名高い刑務所に送り込むぞと脅された。田路さんは釈放されるまで、ずっと断食で迫害に講義し、1カ月で10キロも痩せてしまった。 親友の助けにより、田路さんは海外へ逃れることができたが、夫の叢日旭さんと、高智晟弁護士に続く正義なる弁護士・王永航さんを一日も早く救出するよう呼びかけている。 集会の主催者の一人、ロサンゼルス法輪大法協会の責任者・李有甫さんは次のように発言した。「最近、米国会が605号決議案で、中共による法輪功迫害の停止を要求しました。また、グーグルは言論の自由を求めて中国から撤退しました。そして、世界最大級のインターネットドメイン登録会社GoDaddy社が、中国ドメイン登録を停止しました。これらにより、国際社会は中国の人権や言論の自由について非常に注目するようになりました。私達は中共政権の高官に対して、自らの道徳と良知に基づいて、自らの将来のために正しい選択を行い、早く真実を知ることを望みます」 2010年4月2日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/27/220517.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/3/28/115649.html) |
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