日本明慧
■印刷版   

正念の力


文/中国の大法弟子

(明慧日本)先日の夜中2時半のことです。私は異常に寒気と腰の痛みを感じて目が覚めました。数年の修煉の経験から、自分の空間にはすでに大量の邪悪が集まっていると分かりました。しかも、邪悪の要素は、自分の内面の空間と外の空間で連携し合って私を迫害しようとしていました。 

 私はさっそく服を着て起きあがりました。そして、足を組み、結印し、発正念して自身の空間を浄化し、恐怖心と疑心を取り除こうとしました。その途中で嫉妬心、報復心、闘争心が出てきて、旧勢力の要素とからみ合う色欲心も出てきました。これらの執着心を徹底的に取り除かなければならないと思い、朝の3時50分の全世界大法弟子の煉功する時間まで「善解」の方法で行い続け、一定の効果を収めました。 

 そして、3時50分の煉功に参加しました。6時に正念を発して、全身はまだ軽くなっていないと感じました。再び足を組み、結印し、自身の空間の浄化を行いました。私は引越したばかりで新しい環境が関係していると考え、とりあえず、自分自身から浄化し始めました。 

 7時に正念を発して、真相資料を作り始めました。10時半頃、私はひどい眠気と異常な寒気に襲われ、それとともにイライラした気持ちと不安も起きました。そのとき、大量の邪悪が私に接近してきたと感じ、ゆっくりその原因を考える余裕もなく、すぐにパソコンのスイッチを切って、寝室に入りました。しかし、眠気と異常の寒気は私を挑発しているかのようで、座れない状態でした。慌てて湯たんぽにお湯を入れ、抱きました。すると症状が少し緩和し、やっとベッドに座れるようになり、発正念を行いました。 

 私は結印して自身の空間を浄化したいと思いましたが、5分間も経たないうちに、自然に右手を立てました。とても強大な圧力がかかっていると感じ、手がとても重い上に、意識も朦朧とし始めました。以前も同じような現象が起きたことがりありましたが、今回ほど強烈ではありませんでした。私は正法口訣を暗誦しながら、師父にご加持をお願いしました。そして、少し正念をゆるめると外から押される力を感じ、右手が立てられないほどでした。私は全身の力を右手に入れようと一生懸命抵抗し、とても苦しいとき、目を少し開き、はっきり意識を保つように頑張りました。 

 力を多く費やしたとき、私は師父の説法「正念の中で大法が皆さんとともにあり、これは絶大な保障です」(『マンハッタン説法』より)を思い出しました。そして、私は自信を持ち直しました。師父が私のすぐ近くにおられることと知っており、私が今邪悪を取り除いていること、私が大法に対する正念を持っていること、師父を信じていること、危機に臨むときに念がどう動いているかなど、すべて師父が見てくださっていると感じました。そのとき、私は「もし邪悪が出てきて、私を迫害するなら、私は精一杯の力で消滅するしかありません」と、ただのこの堅い一念を持ち続けました。私は全身の念を右手に集中させ、周囲を一切気にせず、次々に「法正乾坤、邪悪全滅、滅、滅、滅」と強大な正念を発しました。 

 私は疲れきり、どのぐらい経ったか分からないほど時間が経ったところに、やっと右手を下ろし、目を開きました。もうすでに夜11時35分になり、外には雪が降り始めていました。少し休んでから、『転法輪』を読み始め、心は穏やかになりました。このとき、車が私の家の前で止まる音が聞こえました。来る人が善人ではないと感じましたが、心は動じず、雑念もありませんでした。大法は私の頭に溶けこんでいて、周りの一切のものは正念場で抑制されていました。11時55分に世界の大法弟子の発正念に参加しました。全体の強大な正念を融合し、邪悪を徹底的に取り除きました。12時15分以降、全身が軽くなり、リラックスできました。 

 翌日、とてもよい天気で、太陽が私の周りの世人と万物を照らし、私の心は師父の慈悲深さと大法の威力に再び震撼されました。今回私は、師父の啓発とご加持の下で成功しのであって、邪悪が私を連行する企みを破りました。今回の正と邪の戦いで、常人から神になる過程で自分の修煉が向上したと感じました。 

 佛恩無量! 私は師を手伝い、法を正す道で怠る理由はありません。返本帰真の道で精進をゆるめる理由はありません。大法弟子として「三つのこと」をよく行わない理由はありません。 

 広い宇宙で、はかりしれない数の生命がいる中、幸運にも師父の大法弟子となれました。未来の宇宙のために大法を基準として自分の天体を正し、師父のおっしゃる成住不破を円融し、未来の宇宙の衆生の生存環境を創立するのです。この無上の誉れ、この万古の機縁をいただき、その上、私たち大法弟子の先史の約束を、法の基点に立って見れば、個人の小さな執着や恨みは風のようなものです。 

 師父に手伝って法を正す道も今日まで来て、やっと以前の高慢な私はとても小さい私だと感じました。私たちは以前この世に来る前、そのときの一念と今日私たちが修煉したい心を持っているだけで、一つの思いと一つの念まで「真・善・忍」の基準に符合するよう偉大な大法は私たちを新たに育ててくださり、偉大なる師父は私たちを天に昇る帰途を与えてくださっています。 

 慈悲深い師父の救い済度に感謝いたします。大法の偉大な力に感謝いたします。正念の無限な力に感謝いたします。私たち大法弟子はいっそう精進できるように頑張りましょう。

 以上、最近の自分の修煉体験ですが、不適切であれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 2010年4月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/26/220439.html

■関連文章
正念を発する要領の再確認
修煉はいつも正念を持つべし
正念が足りれば 良くないものを制圧できる
師父が伸ばしてくださった時間を大切にしよう
正念をもって入試に臨む(二)
内に向けて探し、私心を除き 表に出て全体を円融する
自分の負担すべき責任を同修に押し付けてはならない
正念が強ければ 邪悪を解体することができる
正念を持って妨害を取り除く
神韻公演の「武松が虎を打つ」を鑑賞して