日本明慧
■印刷版   

無錫市の優秀教師が迫害され死亡

 (明慧日本)かつて「市優秀教師」の称号を与えられた、江蘇省無錫市在住の法輪功修煉者・周志英さんは、「真・善・忍」への信仰を放棄しなかったとして、幾度も中国共産党により労働教養処分を下されるなどの迫害を受けた。最近、周さんは中国共産党の「610弁公室」と「洗脳班」に迫害され貴い命を失った。 

 周志英さんは法輪大法の「真・善・忍」に従ってゆるぎなく修煉を堅持したため、2002年に労働教養処分4年の不当な判決を受けた。

 2003年初めごろ、周さんは南京女子刑務所に移送され、「5監区」に拘禁された。その後、南京女子刑務所はいわゆる「攻堅組」というもっぱら法輪功修煉者に対して洗脳、迫害するための臨時機構「2監区」を設置した。警官は揺ぎない周さんの信仰を放棄させようと、彼女への迫害に拍車をかけ、2004年初めごろ周さんを「2監区」に移動させ、さらなる迫害を加えた。

 「2監区」では彼女に生理用ナプキンなどの生活用品を購入することすら禁止し、生理が来ると、周さんは掛け布団を引き裂いて、掛け布団の中身を使って生理用ナプキンの代替とするしかなかった。冬の厳寒の中、警官は周さんの唯一寒さを防ぐ上着までこっそり持っていき、監区で最も寒いトイレのそばに座らせ、酷暑のときは、彼女を最も暑いところに座らせた。

 その後、警官らは彼女を南京浦口精神病院に移送した。目的を達成するため、警官らは手段を選ばなかった。警官は周さんをベッドに縛りつけ、彼女の頭部に電気針を差し込んだ。

 2006年8月、周さんの刑期が満了したにも関わらず、「610弁公室」は彼女の 70、80歳になる両親が彼女を監視することができないことを口実に、周さんを無錫興化洗脳班に移送した、そこで彼女を「転向」させるため、警官らは12昼夜連続して周さんを眠らせなかった。

 2009年9月30日、周さんは「610弁公室」により無錫洗脳班に移送された。彼女は洗脳班で残酷な精神的迫害を受け精神状態が異常になった。それでも「610弁公室」は周さんを江陰青山精神病院に送り込んで彼女の生命が消えるまで引き続き迫害を加えた。聞くところによると周志英さんの遺体は、2010年4月1日に江陰花山葬儀場で火葬されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年4月4日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/4/2/220841.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/4/3/115870.html

■関連文章
天津に住む法輪功修煉者・王乃申さんが迫害され死亡
雲南省:法輪功への迫害開始以来、10人以上の修煉者が死亡
黒龍江省:北京五輪直後に法輪功修煉者が迫害され死亡
四川省徳陽刑務所:法輪功修煉者は迫害により死亡
河北省:不明薬物を注射された法輪功修煉者が死亡(写真)
遼寧女子刑務所の迫害により女性法輪功修煉者が死亡(一)
湖北省:定年退職教師が迫害され死亡
武漢市「610弁公室」:法輪功修煉者を罪に陥れる
遼寧省大連:法輪功のチラシを配布したため迫害され死亡
夫が政府当局に殺害され、妻は強制連行される