法を正す修煉の中で昇華する(二)
(明慧日本)2004年11月、大紀元から『九評』と『大紀元慎重声明』が発表されました。私と同修はまず大紀元のネット上で、すべての邪悪組織から脱退すると声明を出しました。家族、親戚と友人も脱退し、もっと多くの衆生に知らせるために、さらに声明文を印刷していろいろなところに張りました。私たちは『九評』を入れたバックを背負い、いたる所に行き、衆生に配り、法輪功の真相を伝え、邪悪の本質を理解してその一切の組織から脱退するように伝えました。私は毎回真相を伝えに行く前に、師父に加持を求め、一つ一つの真相資料を、衆生を救い済度する宝物のように扱いました。
心の中に法を抱いているので、真相資料を配るときに恐怖心はありません。私は宇宙大法を修煉し、正法時期の大法弟子で、師父に手伝い法を正している大法弟子なので、泰然自若であるべきです。いかなる邪悪、卑しい鬼も私の空間場に入らないでください。誰かが入るなら直ちに解体し滅します、と私は法から悟りました。2004年11月から今まで、私は数千部の『九評』を配り、また他の資料と神韻DVDも配りました。
ある日、中共が数人の大法弟子を裁くことを聞き、事前に裁判所や検察院の付近の道路で真相資料を配りました。私が車を止めたとき、パトカーが眼の前に止まりました。私は発見されたかと思いましたが、あわてず恐れませんでした。心の中で発正念をしながら、車にロックをして、服を売る店に入りました。師父に加持を求め警察が早く去るように発正念をしました。しばらくしてもパトカーが出ないので、内へ向かって探しましたが見つかりませんでした。
私は警察が早く去るようにと強力な正念を発し、師父が身の回りで守り、多くの守護神が私を手伝い、必ず邪悪を取り除くように願いました。服を見ながら発正念をして、しばらくしたらパトカーが去りました。店を出た時、道端に多くのパトカーがありました。もし師父の加持がなく、守護神がいなければ、脱出することはできませんでした。このことで本当に「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)を悟りました。
貧しいことを恐れることが原因か、もしくは利益についての人心を完全に放棄していないか、幸福な生活をしたい心を放棄していないのかもしれませんが、今年息子が大学に合格したことで、夫に息子が大学にかかるお金を一部出してほしいと相談した時、夫は突然怒って私を殴りました。普段、夫が稼いだお金を使おうと思ったことはなく、夫は私にくれません。息子の大学にかかるお金を出すことは当然なことですが、なぜこんなに自分勝手なのでしょう。息子は小さいころから私1人で育て、普段使うお金は私が出しています。なぜ夫が息子のためにお金を出さないのか、どうしてもわからないのです。
師父は『シンガポールでの法会における講法』で次のようにおっしゃいました。「必ず何らかの形をもって修煉させます。若い学習者、年配の学習者を含め、最近このようなこととぶつかる学習者もいます。人を怒らせることを思い出させて、怒るかどうかを試してみます。十年前や八年前も昔の出来事を全部思い出させて、どのように対処するか試しています」
私は大泣きした後、内へ向かって探しました。利益に対する執着を完全に放棄していなかったのではないでしょうか。夫は退職してずいぶん経ち、アルバイトをして、とても苦労しているのに、夫のことを考えようとしませんでした。これらの原因が見つかった後、その心を放棄しました。今後の修煉の中で、できるだけ他人のことを思い、たくさん尽くすよう努力します。
私は師父に言いました。「師父、私は間違っていました。今後こんなことが起こらないようにします。真に修める弟子になり、完全に他人を思う人になり、無私無我に達する大覚者になります。常に法理で自分を律し、法の中で絶えず自分を正します。師父、どうか安心してください。私は精進し、三つのことをしっかりと行い、円満成就して師父と一緒に家に帰ります」
以上は私が最近悟ったことです。間違っている所があれば、慈悲なるご指摘をお願いします。合掌。
(完)
2010年4月5日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/28/220544.html)
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