カナダ議員「米決議案は迫害の記録」、迫害停止への行動を呼びかける
(明慧日本)カナダ「国会法輪功の友」の副主席で、国会議員のBorys Wrzesnewskyj氏は2010年3月23日、米下院の605号決議案について意見を述べた。この決議案では、中共に対して法輪功修煉者への迫害を停止するよう具体的な行動を呼びかけている。 | カナダ「国会法輪功の友」副主席のBorys Wrzesnewskyj氏 |
迫害はテロと同じ、あってはいけない
Wrzesnewskyj議員は「人類はいつも重要な事件を記録し、これは人類の本性であり、(法輪功迫害の)10年間は悲しくて、遺憾で考えるべき時期だと思います。アメリカ国会の605号決議案はただ提出するだけではなく、この議案がさらに(人々が迫害への関心をもつ)意識を高めることができるように望みます」
「法輪功を迫害することは、あってはならないテロ事件で、いま世間の人たちが声を出す時です。この決議案は10年の迫害を記録し、具体的な行動も呼びかけています。例えば、第2条では、いわゆる610弁公室を廃止するように目標を設定しました。この決議案ではひとつの段階を示し、迫害を反対することを支持すると同時に、具体的な行動を起こすようにと呼びかけたのです」
この迫害は中国を脅かす
Wrzesnewskyj議員は、法輪功の存在は中国の政治体制の脅威にならないが、中国共産党による法輪功への迫害が、中国を脅かすと述べた。「(中共)政権が想像するような脅威は本当はなく、脅威を作り出しているのです。…法輪功は脅威ではありません。それを迫害する事こそ、中国を脅かすことになる。決して21世紀の中国では正しい社会状態を達成できません」
「信じられません。数万の人、平和な法輪功修煉者、人生の役に立つように積極的な方式で自分を導く人が脅威とされ、なぜ中国政権はこのように残酷に迫害するのでしょう」
Wrzesnewskyj議員は、法輪功修煉者に対する不公平を解決するのは、早ければ早いほど良いと話した。「国際社会で大胆に率直に言う人は、中国を脅かすことには当たりません」
臓器狩りは味方の殺し合い
Wrzesnewskyj議員は「『血まみれの臓器狩り』の著者はこの時代の恐怖(法輪功を迫害)を記しました。同じ国の味方同士が殺し合い、人つの(共産党)政権が一つの最も弱い団体を抹殺しています。中国共産党は狂気じみて法輪功修煉者を弾圧・監禁すると同時に、他国の資本主義の体制が人体臓器売買の高利益に繋がるのを見て、不当判決で拘禁されている法輪功修煉者を人体臓器売買の資源にしたのです。これは恐ろしすぎます! 人類が互いに食らい、人を抹殺する中で利益を得る、恐怖すぎます」と述べた。
『血まみれの臓器狩り』の著者は、人々に真相を伝え、多くの罪のない人たちが攻撃され、信条のために刑務所に拘禁されていることを教えてくれた。中国共産党は選択肢がなく、迫害を止めるしかない。
国際社会の責任:迫害を停止せよと呼びかける
Wrzesnewskyj議員は「カナダがすでに中国政府に指摘していると確信しています。しかし、中国政府からの返信はありません。そのため、我々自由で繁栄した社会で暮らしている人々は同じ人間として、迫害の真相を伝えなければなりません。当然ながら、ハーパー首相も会議でこの問題を見逃さないことを望みます」と述べた。
2009年5月7日、Wrzesnewskyj議員は国会で再び不法な人体臓器取引を禁止する法案(法案C-381)を提出した。2008年8月2日、国会にC-500法案を提出した。このC-500法案では、不法な人体臓器の取引を人殺しと見なし、5年から終身刑の処罰を下される。臓器移植手術を受けた人、および医療機関の専門家はカナダでの登録と認証が必要となる。
議員は、「この法案はポーランドとEU連合などの司法管轄区で立法委員が取り入れた。この法案を推進することによって、カナダで迫害を阻止する方面に積極的な作用を発揮することができます」と強調した。
2010年4月5日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/27/220504.html )
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