■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/05/mh064854.html 



広東女子刑務所、迫害され危篤になった法輪功修煉者を拘束し続ける

(明慧日本)林少娜さんが乳癌になって、しかも転移したことを知り、家族や身内の人は心を痛めた。3月4日午前、林さんの夫と親族は、治療のための仮出所を担当者と交渉するため、広東女子刑務所を訪ねた。

 応対したのは「610弁公室」の主任・江だった。彼は仮出所を認めず、あくまでも刑務所が指定した病院で手術する同意書にサインするよう、家族に要求した。病状が分からないため、家族は先に担当医師に会ってから決めようとした。江はそれを反対し、入院先の病院すら教えなかった。「おまえたちがサインしなくても、林少娜が同意すれば、我々はそのまま手術する」と家族を脅した。林さんの夫の再三の要求で、刑務所側は午後に林さんとの面会を認めた。

 林少娜さんは広東武警病院に拘束され、しかも、痩せてまるで骨と皮だけが残っているようだった。この病院の主治医は、林さんの乳癌はすでに転移し、手術はできないと伝えた。林さんの夫は仮出所して治療させるよう強く要求した。しかし江は同意せず、続けて観察すると言った。

 林少娜さんは広東省揭陽市の出身で、若い時は夫と一緒に海南生産建設で働いていた。一人っ子政策のため、何度も人工流産を強要され、体はぼろぼろだった。そんな彼女を漢方医の父親も治せなかった。1998年、偶然のきっかけで、彼女は法輪功を修煉しはじめ、まもなく長年たずさえいた薬箱を捨てることができた。

 2009年9月2日、林少娜さんが榕城区で法輪功の真相を伝えたとき、仙橋派出所に捕まえられ、さらに揭陽市留置場に拘束された。その間、留置場ではずっと家族にも会えなかった。

 2010年1月5日、やっと林さんに会った家族は、すでに榕城区裁判所で非公開で開廷され、懲役3年の不当判決を科せられたことを知った。家族たちとの面会は数分しか行われず、詳しいことを聞けないままに、強制中断された。林さんは警察が起訴した罪名について反駁し、裁判官も林さんは確かに無罪だと承認したと言う。

 1月21日、林さんの家族は榕城区裁判所に無罪を要求したが、裁判所は「法律の実施を破壊した罪」と記載した判決書を家族に渡した。家族が「何の法律を破壊したのか」と質問すると、法院の職員は「今その問題を聞くな」と答えた。

 林さんは秘密裏に広東女子刑務所に送られ、迫害を受けた。2月10日、家族のもとに、林さんが乳癌になったという手紙が広東女子刑務所から送られてきた。しかし、家族は刑務所に行っても、ガラスを通して林さんを見ることしか認められなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/8/219425.html

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