自我を放棄し、全体を円融する 文/河北省の大法弟子
(明慧日本)今年の1月1日、私は同修と約束して、タクシードライバーに真相を伝える予定でした。路上を歩いているとき、同修はタクシードライバーと話しが進み、さらに資料を渡しました。しかし、私は話すのが照れ臭かったのです。
その場で、内へ向かって探しました。照れ臭いという心の裏にメンツを気にする心があります。もっと深く探ると、メンツを気にする心の後ろに名利心と恐怖心がありました。けれども、これを放棄することはなかなか難しいのです。師父がおっしゃったこと、「法を正す中で必要なのは正念であり、人心ではない」を思い出しました。改めて自分の心理状態を調整し、自我を放棄しなければならないと思いました。その後、すぐに車が隣に来たので、渡しはバックから小さい冊子を出してドライバーに話しかけました。「お兄さん、時間ありますか? 真相資料を見てください」 ドライバーがドアを開けて真相資料を受け取りました。私は急いでドライバーに「お兄さん、党、団、隊に加入していますか?」と聞きました。ドライバーは「少先隊に加入したことがあります」と答えました。私は彼に真相を伝えました。彼は喜んでうなずきました。続いて私は真、善、忍に基づいて自分を律し、法輪大法の素晴らしさを知ると福が訪れると伝えました。そして、彼に真相のお守りを渡しました。彼は嬉しそうに受け取り、感謝の言葉を言ってくれました。
私の心理状態が元に戻り、法の基準に達したため、完全に自我を忘れ、一心にドライバーに真相を伝えました。その結果、すべて順調に行きました。最後に2枚の『風雨天地行』のDVDが残りました。ちょうど、道ばたで小学生たちが遊んでいるのが見えました。同修が発正念しながら、私は小学生たちに真相を伝えに行きました。話を通じて2人がすでに救われたことを知り、別の2人に真相を伝えました。彼らは少先隊を脱退することに賛成し、『風雨天地行』のDVDを受け取りました。
同修の家に戻った後、私は三退した人の名簿を出しました。見た同修は「私は1人も脱退に勧めことができませんでした」と言いました。私は「真相を伝えるときは自分を実証する心があってはなりません。なぜなら師父が行っておられるから、私たちは純粋な心があれば、これが人を救っていることになります」と言いました。同修は自分に顕示心、自分を実証する心、歓喜心があることに気付きました。2人は交流した後、『転法輪』を学び、次の日に真相を伝えに行くことを約束しました。
次の日の午後、私は真相小冊子、車にぶら下げるお守りを持って同修の家に行きました。同修の家に入ると、同修は私に自転車が使いづらくなったと言いました。私は直ちに同修を不平に思いました。同修はまた言いました。「一緒に真相資料を配ることを忘れてしまいました」 私は聞いた後、心のバランスが崩れました。「こんなに人を救うという重大なことを忘れるとは」と思いました。同修と真相資料を配りに行くとき、私は自分の自転車を同修に譲り、私は同修の自転車を使いました。とても使いづらかったのです。私は同修の自転車を運転しながら、内へ向かって探しました。「同修を不平に思ってはならない、不平に思う心も人心だ」と自分に言い聞かせました。しかし、心が落ち着きませんでした。自転車が使いにくかったので、もっと落ち着きませんでした。また内へ向かって探しました。名利心が傷ついたから気持ち良く感じないのだと気付きました。自分の自転車を同修に使わせたことで、この心を放棄したわけではないと思いました。この良くない心を探し当てた後、心が一気に軽くなりました。後ろから自転車が押されるような感じがしました。道の途中でずっと内へ向かって探していたので、心性の向上を得たことで、真相を伝える過程で正念が強くなり、本当に「正念は神の威力を現す」を感じました。
夜、私は同修と集団学法をしました。いつも協力している同修は、明日沸いたお湯を持って人を救い済度しに行くと提案しました。なぜなら、ドライバーは水を飲むのにお金がかかるからです。2日目、同修2人が魔法びんを持って路上で私を待っていました。私たちは短く交流しました。私たちは偉大な神であり、彼らに水を飲ませることは真相を聞くためではありません。これは求める心です。師父は私たちを済度するときは、無条件で代償もありません。私たちも純粋な心で人を救うべきだと皆で交流しました。私たちはドライバーの近くに行き、水を飲みますか、と聞きました。「私たちはお金はいりません。私たちは真、善、忍を修煉する人です」と言いました。ドライバーはとても感動しました。私たちは真相を伝え、真相資料を渡しました。別の車の所で、同修は「水を飲みますか? 私たちはみんなのために奉仕します」と言いました。これを聞いて、私は直ちにこれは党文化であると気づき、直ちに「私たちは真、善、忍を修煉する人です」と加えました。続けて話そうとすると、その同修は言い出しました。しかも内容は高い次元のものでした。私は落ち着かなくなりました。「あなたはなぜ発正念をしないのですか。しかもそんなに高い次元のことを話すなんて」と思いました。しかし、直ちにこの考えが間違っていることに気づき、自我を放棄すべきで、同修を正念で加持し、全体を円融することで同修は必ずうまく伝えることができると思いました。同修は伝えれば伝えるほど話が上手になり、言葉は情理にかなっていて、次元は高くもなく低くもありませんでした。しばらく経ち、もう一人の同修も来て発正念しました。私たちがよく協力したので、全体が正のエネルギー場に包まれ、今日は多くの衆生を救い済度できました。
今回、同修と協力して真相を伝えた過程で、私たち大法弟子はどんなプロジェクトをしても、同修の間にどんなトラブルが生じても、もし全体に溶け込み、本当に自我を放棄し内へ向かって探せば、トラブルは簡単に溶けてなくなり、真相を伝える効果は一段と良くなります。
間違っている所があれば、ご指摘してください。
2010年4月6日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/3/31/220742.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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