グループ学法で昇華する(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)私は55歳で、このグループの中では若いほうです。いくつかの学法グループに参加したことがあるため、正しく発音でき、流暢に読むことができます。同修達は自ずと私に依存するようになり、知らない内に私は独りよがりになり、同修より偉いと思い込むようになりました。たまに同修に発音を直されると、口では何も言いませんが、心では納得できませんでした。
ある日、1人の同修が法を流暢に読めなかった時、私の頭に嫌な念が噴き出てきました。すぐに自分の問題に気付きましたが、交流の時にやはり「あなたは同修の発音を直す時、やさしくない」と言われました。私は驚いて、内に向けて探し、多くの執着を見つけました。それからは、座禅をする時に膝の痛みが消えました。
私の家で学法をすると決めた時、私はちょっと心配しました。はじめは数日だけやってみようと思っていましたが、その後、同修達が毎日同じ時間に来るので、警備員に注意されることを心配しました。恐怖心があればあるほど、恐怖の心が起きました。同修はやって来て、ドアの前で靴の土を落とすのに「パンパン」と音を出すので、毎度この音を聞いて私は心臓がドキドキしました。
また、同修達の読書の声が大きいことが、気持ち良くありませんでした。これは自分の恐怖心だと分かっていましたが、恐怖心を取り除くことがなかなかできませんでした。グループ学法を通して、その恐怖心を取り除くことができるようになり、「大法弟子は宇宙の最も偉大な神に保護されており、恐れることは自分を貶めているのではないか」と思うようになりました。
明慧ネットで同修が布団を被って座禅するという文章を読んだ後、学法グループで皆に言うと、皆笑いました。なぜなら、皆同じように座禅をしていたのです。「以前はこのような問題に気付きませんでしたが、今日すでに分かったからには、明日の朝からすぐに直しましょう。確かに安逸になりすぎてはだめですね」とある同修が言いました。
この学法グループの環境の中で我々は皆次元が高まりました。実は、このすべては師父の按排です。学法グループを作った時、多くの同修が交流に来たことも師父の慈悲によるものです。現在、皆は内に向けて探すことができ、一思一念を修め、物事の表面が正しいかどうかにかかわらず、自分の執着を探すことが一番重要だと認識でき、修煉の環境を形成しました。
これらはすべてグループ学法によるものです。グループ学法は師父がくださった次元を最も速く向上させることができる近道です。グループ学法と個人の学法は本当に違います。グループ学法を重視せず、様々な理由を口実にして家で学法している同修達に、早くグループ学法に参加するようお勧めします。
(完)
2010年4月8日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/4/220956.html)
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