■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/08/mh090867.html 



黒竜江省:法輪功修煉者が労働教養所で生前受けた迫害

(明慧日本)ハルビン市の法輪功修煉者・楊偉華さんは長林子労働教養所で非人道的な拷問に遭い、釈放後も回復することはできず、何度も危篤状態に陥り、2008年6月5日、ついに亡くなった。

  下記は楊さんが生前に受けた迫害の事実である。

  楊偉華さん(35歳男性)は1996年7月に法輪大法を修煉し始め、過去10年間にわたって、何度も中国共産党により迫害された。

  2003年4月3日、楊さんは呼蘭区「610弁公室」に連行され、留置場で40日間絶食を続けたすえ、労働教養処分となり、長林子労働教養所に移送された。教養所では、警官や受刑者らに残酷な殴打やスタンガンによる電気ショックなどで苦しめられ、しかも、長期にわたって眠ることを許されず、毎日16時間以上働かされた。警官・趙爽に首を傷めつけられたので頻繁にめまいをおこし、めまいと疲労からしばしば気を失い倒れた。

 2004年5月、楊さんは高血圧症の深刻な症状が現れた(最高血圧240、最低血圧120)。本来健康だった若者が迫害により白髪まじりになり、視力は低下、歯はぼろぼろ、身体は極度に衰弱した。教養所側は余儀なくハルビン市公安病院で2回受診させたが、楊さんの病状を隠し、家族にも教えなかった。

  2005年、楊さんは労働教養所から釈放された時、歩くのも困難であった。その後、身体の状態はどんどん悪化していった。このような状況下でも、呼蘭区国保大隊の陳兆林は現地の派出所の警官らと共に、嫌がらせをした。起き上がることさえも困難な楊さんは警官に告げた「あなたたちは私の身体をここまで傷めつけ、まだ迫害しようとするのですか?」 彼らは弁解の余地もなく、急いでその場を立ち去った。

  2008年6月5日、楊偉華さんはこの世を去った。

  楊さんの家族はみな法輪大法を修煉している。1999年「7.20」以後、楊さんは母親、妹と北京に行って法輪大法の真相を伝えたため、何度も留置場に拘束され、罰金は1万元を超えた。2000年の初めごろ、楊さんは2人の同修と一緒に、北京に法輪功の真相を伝えに行ったが、捕えられ、地元に連れ戻された。楊さんは公安局の全警官の前で法輪大法の素晴らしさを話し、多くの警官に真相を知らせた。

  2000年から2003年、地元の警察署のパトカーはいつも楊さんの自宅付近で監視し、地元の中国共産党員らは楊さんの自宅と作業用の三輪車をかってに売りに出そうとした。その期間中、國保大隊の常江海、徐漢斌、陳景躍は彼を全身傷だらけになるほど殴った。絶え間ない迫害のせいで、楊さんと母親は3年間放浪生活を余儀なくされ、その後、楊さんは労働教養所に捕えられた。

  2010年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/2/220869.html

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