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人心を放棄し、師父が按排された道を歩く(三)

(明慧日本)家に帰って学法するとき、「修煉のあらゆる場面や途中でも、歓喜心が生じないように気をつけてください。この心は非常に魔に利用されやすいのです」(『転法輪』)を読んで悟りました。私は歓喜心、顕示心が混じり、自分を誇示していました。

 これはどれほど汚い心だろうか。また、当たり前のことを少しするだけで喜びます。私たちは師父を手伝い法を実証していますが実際はあちらこちらに行き、口を動かすだけです。師父の慈悲なるご加護がなければ、私たちは何が出来ますか?

 五、心の容量を広げ、恨む心を放棄する

 師父の経文『早く伝えよう』が発表された後、私は衆生に真相を伝え始めました。衆生を救い済度する中で、大法を理解し、支持する多くの人に会いました。職場の同僚に「法輪功は素晴らしい、真、善、忍は素晴らしい、テレビで放送されていることを信じないでください。それは人をだますものです」と言いました。彼女は「法輪功は素晴らしいですよ。法輪功の本を読んだことがあります。善良な人になることを教えています」と言いました。大法を理解し、支持する人はたくさんいます。なぜなら、良知の善の心を知っているし、師父が歴史の中であらゆる困難を乗り越え衆生を救い済度しておられるからです。

 大法を理解しない人もいます。ある人は利益のために、邪党のデマを聞き入れ、大法弟子を迫害する側に加わりました。

 このような人を二人知っています。私は真相を伝えた人に、610弁公室に告知されました。610弁公室が私を脅かそうとした。

 『九評』が発表された後、全世界で脱党ブームでした。私は実名でネットに脱党を表明した後、邪党のすべての活動に参加することを拒否し、党費を払いませんでした。邪党の書記が私を迫害しようとして、たくさんの人を集めて家まで来て、私を説得しました。

 私は落ち着いて正念を持って、彼らに脱党することを話しました。書記は道理に詰まり言葉に窮し、人を連れて退散しました。

 今思うと、当時法をまだ深く理解していなかったため、法理に従えず、真相を伝えられず、常人の闘争心、悪を持って悪を制する方法で真相を理解しない人と争い、真相を伝え衆生を救い済度する機会を逃しました。その書記は私を何回も迫害し、家族に計り知れない精神的なダメージを与えました。なぜこんなに悪いのか? 長年蓄積した恨みは強烈になり、人心が動かされるようになりました。だが、その書記は他の同修が真相を伝える中で目覚め、今は、真相資料を受け取っただけでなく、大法関連の書物も読んでいます。

 師父は『世間に向かって輪を回す』の中で私たちに教えてくださいました。「実は、師父は法を正す中で全ての衆生を救い済度しており善なものばかりでなく、当然悪のものも含んでいます。私はいつも言っていますが、法を正す中、私はすべての衆生の以前の過ちにこだわっておらず、法を正す中での衆生の大法に対する態度しか見ていません」 世の人々は師父の親戚です。すべて大法弟子が救い済度する対象です。当時のその書記はデマを信じた人であり、同時に被害者でもあり、救い済度すべき生命でもあります。

 師父は法の中で大法弟子に「あなたの敵を含む個人修煉の中の全ての人を許すまで心を広くすべきです。なぜならば、あなたが言っている敵は人間が判断している敵であり、利益のために人間が判断したものであり、神の行為ではありません」(『オーストラリア法会での説法』)。この法理を理解した後、私の心はだいぶ広くなり、恨む心は徐々に放棄することができました。大法弟子は師父が創った新しい宇宙に入る生命です。ですから師父は私たちに「他人を優先的に考えるという正法正覚の圓満成就まで修煉するようにと要求しています」(『オーストラリア法会での説法』)。私は必ず師父がおっしゃったことを聞き、心の容量を広げ、ほかの生命を寛大に許し、修めることは大法弟子が持つべき慈悲です。

 師父に感謝します!各同修に感謝します!

 2010年4月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/4/220945.html

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