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慈悲心を持って真相を伝える(一)

文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)数年にわたって真相を伝えてきた経験によって、私が最も実感したのは、慈悲心を持って真相を伝える事こそ、多くの衆生を救い済度することができるということです。現在の中国人は、頭の中では共産党の虚言ばかりで、法輪功のことを聞くと、すぐに「国にすでに禁止されたのに、どうしてまだこういうものを修煉しているのか」と反発するのです。これらに対して、邪党の虚言を一つずつ暴く必要があります。この過程で、相手は納得できず、たて突いたり、聞き難い言葉を言ったりする可能性があります。こういう時、根気よく、穏やかで、慈悲心を持って真相を伝えてこそ相手を救い済度することができます。例を挙げて説明しましょう。

 ある日、ある年配の女性に真相を伝えていました。話を始めたばかりなのに、彼女に怒られました。「あなたは法輪功修煉者でしょう。あなた達は共産党を倒すつもりですか。あなた達は共産党のご飯を食べているのに、共産党に反対して良いのですか。あなた達は本当に良心がないですね。あなた達の師父はあなた達にお金をくれますか」と機関銃のような質問の連続。私はその時何も言わず、微笑んでいただけで、心の中では発正念をしました。彼女の話が終わった後、私は穏やかで、微笑んで「お姉さん、終わりましたか。私に少し言わせてください」と言うと、彼女は「じゃ、言ってみて」と言い返しました。

 私は蔵字石(天然の岩が割れて断面から文字が浮かんできた)から始め、予言や最近の自然災害まで、文化大革命から天安門民主運動、最後に天安門焼身自殺事件、法輪功弾圧まで語りました。彼女の頭の中の全ての共産党の虚言を一つずつ解体しました。「このような党をあなたはまだ擁護しますか。私は何も求めず、ただあなたを救いたいのです。どう選択するかはあなた自身です」と私は最後に言いました。彼女はやっと理解しました。私の手を握って「あなたは本当に善良な人ですね。あなた達の多くの人も私に言いましたけど、私に反発されて去っていきました。あなたはなぜ去っていかなかったのですか」と聞きました。私は「縁でしょうね。私はあなたとの縁が深いのでしょう」と答えました。ついに彼女は共産党関連組織から脱退しました。このような人に会ったら、慈悲心を持ってこそはじめて相手を救い済度することができると思います。

 ちょっと聞いただけですぐに分かる人もいます。ある日、靴専門店の2人の女性清掃者に真相を伝えました。「お姉さん、とても大事なことがあります。聞いたことがありますか」と聞くと、2人に「どういうことですか」と質問されました。「貴州省に『蔵字石』があります。2億7千万年の歴史ある石が裂けて断面から6文字が浮かんできました。その6文字は『中国共産党亡』です。特に、その『亡』が凄く大きいのです。神様が共産党を滅ぼします。党の関連組織に入る時に手を挙げて誓約をした人、また組織に入った人は全て脱退しなければなりません。さもなければ、共産党に葬られます」と伝えました。脱退の手続きを聞いた2人は脱退を同意しました。そして、家族の脱党手続きも共にやりました。終わった後、中の1人は私を抱きしめて、「ありがとう、ありがとう」と繰り返しました。私は本当に嬉しく思いました。そして、自分の責任が重大である事が分かりました。

 (続く)

 2010年4月12日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/8/221180.html

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