甘粛省:軍少佐が9年間監禁され、家族との面会も許されず
(明慧日本)蘭州市軍区通信部隊少佐・王友江さん(39)は2001年3月6日に強制連行され、非公開に裁判を受け、秘密裏に10年の懲役を下された。現在、刑期満了の直前になり、刑務所の警官らは王さんに法輪功の修煉を放棄させようとしているという。
王さんの担当警官・肖斌は王さんに「そろそろ刑期満了になる、『三書』を書け」と強要した。王さんが拒否すると、警官は「書かないと、釈放されてもまた洗脳班に送るぞ」と脅迫した。しかし、王さんは「たとえ死刑台に送られても、『三書』は書かない」ときっぱり答えた。
警官・肖斌は大砂坪刑務所の教導員であった。王さんの迫害に加担し、王さんと家族の面会も阻止した。
王友江さんは1998年に法輪功の修煉を始めた。1999年7.20以降、王さんは上京して陳情したため、数回拘禁された。2000年12月末、王さんは上京の途中、寧夏中衛駅の待ち合い室で1日拘束された。その後、蘭州市桃樹坪留置所で1週間拘禁された。
2001年3月6日、王さんは通報され、強制連行された。また資料拠点が破壊され、十数万元に相当する私物を警官らに没収された。そして、西果園留置所で拘禁された。その期間、殴打され、長時間働かされ、寝ることも禁止された。そのため、王さんは寺児溝留置場に移送された時、立つことさえもできなくなった。
2001年7月3日、楡中裁判所は非公開で王さんに懲役10年の不当判決を下した。長期の迫害と断食のため、王さんの身体は極めて衰弱し、大砂坪刑務所病院に送られた。しかし、病状が少し回復するとすぐ刑務所に戻された。
王さんは長期にわたって迫害を受け、白髪になった。2001年からすでに9年が経ったが、王さんは依然として蘭州市大砂坪刑務所で拘禁されている。2008年8月、刑務所は五輪を口実に、拘禁されている法輪功修煉者にさらなる迫害加えた。王さんも2回独房で15日間拘禁され、さらに半年家族と面会できなかったという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年4月13日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/13/221480.html)
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