■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/14/mh151619.html 



慈悲心を持って真相を伝える(二)

文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)真相を伝える過程で、いつでも緊急事態が発生する可能性があります。その時、穏やかで、正念を持って対処しなければなりません。例を二つ挙げて説明します。

 ある大手スーパーで真相を伝えたときのことでした。オープンしたばかりのスーパーは8階建てで、千人以上の従業員がおり、全て新しく募集されてきた人です。「ここの人にも真相を伝える必要がある」と私は考えていました。しかし、すべての階に警察や警備員がおり、特に共産党の全国大会期間は、警察が多くいました。私は毎日そこに行って先に発正念をし、他の空間の邪悪を取り除き、邪悪のどんな現れも私を妨害できない、との一念を強めました。

 ある日、私は3人の若い女の子に真相を伝えていた際、中の1人は笑いながら離れました。私は気にせず、続けて話しました。その時、さきほど離れた女の子が4人の警備員を連れてきて、私の方へ素早く歩いてきました。「何をしているんだ! 来い、ついて来い!」と警備員に叫ばれました。私は慌てず、穏やかに、微笑んで「お姉さん、どこに行きますか? ただ女の子に話をしただけです。今は災害が相次ぎ、神様が人間を陶汰するんですよ。これは事実ではないですか」と女の子に言いました。女の子は「もういいです。私は行きます」と言った途端、警備員も180度態度が変わり、「もういい。巡回に行こう」と1人の警備員が他の警備員に言いました。まさに師父が「恐れる心がなくなれば、あなたに恐れを感じさせる要素も存在しなくなります」とおっしゃった通りでした。

 またある日、2人の若い女の子に真相を伝えていた際、ちょっと年上の1人の女性が来ました。私が言ったことを聞いた後、「お婆ちゃん、私についてきてください」と言いました。この女性はこの階のマネージャーで、携帯電話で通報しようとして私を連れて行きました。私は慌てず、発正念しながら彼女にも真相を伝えました。彼女の電話はどうしても繋がらず、結局、彼女は180度態度が変わりました。「お婆ちゃん、ここから降りてください。整備員に見られると逮捕されますよ」と言いながら私を放しました。私は階段をおりて下の階で真相を伝え続けました。こうして、師父のご加護で私はもう一度危険から抜け出ました。

 旧勢力の按配を否定するとは、師父の要求に従って大法を実証すること、同時に自分をしっかり修めることです。これこそが旧勢力の按配を本当に否定することです。師父の法を正す進展について行けばいくほど安全です。精進しなければしないほど師父から遠く離れ、危険が高いのです。

 時間に執着する同修が周りに多くいます。考えてみてください。もし現在終了すれば、どのぐらいの生命が陶汰されるでしょうか。自分が早くこの迫害から抜け出すため、他の多くの生命が陶汰されても良いのでしょうか。これは善なのでしょうか。これは多くの執着心、恐れる心や私心などが隠されています。「大法弟子は各民族が救われる希望です」と師父はおっしゃいました。我々は本当に良く修煉できたのですか。もし我々は良く修煉できていないのなら、円満成就の日に他の同修の円満を見ることしかできません。したがって、最後の限られた時間を十分利用してこそ、衆生に対しても、自分に対しても本当の責任を負ったのだとはじめて言えるのです。

 数年にわたって真相を伝えてきた経歴から見て、世の人々は救いにくいのではなく、我々が責任を負っていないのだと分かりました。同修よ、真相を伝えることはあなたが想像するほど大変ではありません。我々は修煉を始めた時、円満成就できると自信を持った人が何人いたのでしょうか。現在、私はこの自信を持っています。一つ一つの試練を乗り越え、師父のご加護の下で歩んできたではないでしょうか。真相を伝えることも同じく、伝えれば伝えるほど、智恵が泉のように湧いてきて、正念も強くなり、慈悲心も生まれます。慈悲心は修煉によって生まれたものです。真相を伝える過程で、多くの執着がなくなり、代わって慈悲心が生まれます。同修よ、早く表に出てください! 真相を待っている人々がどのぐらいいるでしょうか。

 個人の浅い認識ですので、慈悲なるご指摘をお願いします。

 (完)

 2010年4月14日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/8/221180.html

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