■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/14/mh153061.html 



カナダ:マギル大学で『血まみれの臓器狩り』新書発表会(写真)

(明慧日本)『血まみれの臓器狩り』の著書であり、2010年ノーベル平和賞候補となっているデービッド・マタス氏(弁護士)、デービッド・キルガー氏(元国会議員)は2010年4月8日午後、カナダ・モントリオールのマギル大学で、新書発表サイン会を開催した。

デービッド・キルガー氏


 サイン会に参加したムギル大学の学生は、中国の臓器狩りが、自分の母親の友人の身に起きたと話す。

 この学生は、涙ながらに「その友人は、仕事仲間が床に横たわっているのを見ました。胸が開けられ、内臓はすべてなくなっていました。遺体はそこに投げ捨てられたままでした。友人たちは調べようとしましたが、中共当局から嫌がらせを受けたそうです」と語った。

 学生は「もし私が中国で生活していたら、法輪功修煉者であるかもしれず、私がそうでなくても友達がそうであるかもしれず、私の母、叔母が修煉者であるかもしれません。臓器狩りは本当に驚くべき事実です」と話す。

 マギル大学法学部の教授、学生、華人コミュニティの華僑、各界の人々が新書の出版サイン会に参加した。

 サイン会でキルガー氏とマタス氏は、4年間にわたる調査により52の証拠が見つかり、中国で法輪功修煉者に対する臓器狩りが行われている事実が分かったと述べた。新書には、臓器狩りについての最新の証拠が収録されている。

 キルガー氏は次のように述べた。「私達は調査を通してこの本の結論を出したわけですが、いまだに中国ではまだ臓器狩りが行われています。中共は政府、軍、病院を利用して、広範囲にわたって組織的に行っており、監禁され、生きたままの中国の法輪功修煉者の体から、臓器が奪われているのです。これほどまで血なまぐさい行為です」

 マタス氏は、「これは普通の人権組織が安易にできるような事ではなく、私も人権組織の一員ですが、こういった複雑な案件を避けることを知っています。それならば、私達が調査しなければ、おそらく誰もしないでしょう」と述べた。

 『血まみれの臓器狩り』は2009年10月に出版後、カナダのウィニペグ・ベストセラーを2週間記録した。2カ月で完売し、第2版の印刷も間もなく完売となる。キルガー氏とマタス氏は、会場の参加者らの質問に答え、著書にサインをした。

 2010年4月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/12/221412.html

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