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中共は恨みの種を幼い子供のときから蒔く(写真) 文/陸振岩 (明慧日本)この文明の社会で、いかなる理由であっても、種族や信仰団体に対して恨みを扇動することは、すべて刑事犯罪を犯すことになる。西洋社会では多くの大学の校則で明確に、学校教育が恨みを扇動するなどの罪を犯す事に対して、絶対容認しない政策をとっている。
これらの「法輪功に対する認識」というものは、思想の政治審査に属し、学生に法律上の認識を述べさせることではない。思想の政治審査というのは、学生の考え方が「中央」(中共政府)と一致を保っているかどうかで、もし、この審査に合格したいなら、いくら「中央」との考えが違っても、文字で一致した事を書かなければならないのである。 法学院の学生、いわゆる未来の法律従事者に対して、こんな審査をする目的は、「党派性」を道徳と良識以上に置くこと、法律以上に置くことを学生たちに求めてこれに同調する学生を選考しているのです。 このような「法律従事者」が、中国の法制に従事すれば、「百害があって益がなし」になるに違いない。ただし、中共の統治を維持することに対して大いに有利なのである。 一方、中共は法輪功に対して弾圧する政策を実行しており、このようなやり方は必ず法輪功に正しい認識を持っている受験者は排除される。中共が求めているのは「党に従う」人である。 現在、ますます多くの正義心を持った弁護士が、法輪功修煉者には罪がないと弁護している。たとえば、中共が逮捕した王永航弁護士などは、法廷で正義の声を出した。 これらの弁護士たちは中共が制定した法律を引用し、法輪功修煉者が憲法に賦与された信仰の自由の権利を守るべきだと立証し、これらの弁護士は中共の法輪功への迫害政策と一致した行動は取らなかった。よって、中共は未来の法律従事者の法学部学生に対して、このような思想の政治審査の手段を取った。 実は、中共はこのような恨みの政策をすでに各学校まで手を延ばした。たとえば、大学入試には常に法輪功に関する試験問題(即ち学生は中共の意図に基づいて回答すれば点が取れる問題)が出ている。 学校では教師と学生に「党と一致を保つ」こと、法輪功を憎むことを要求している。もし、学生や教師が「法輪大法は素晴らしい」という話をすると、すぐに学校方面や現地公安局の懲罰に遭ってしまう。 明慧ネットに2010年2月27日、河北省在住の16歳の少年・曲建国さんが書いた文章「中学生は法輪功を修煉して新しい人生を得た」が掲載された。彼自身が去年、骨癌を患い、しかも末期癌であると判明。医師に手の施しようがないと宣告されたと説明した。 しかし、曲さんは法輪功を修煉してから健康を取り戻した。しかし、曲さんが考えもしないことが起きた。このことを明慧ネットに掲載した後、河北省保定「610弁公室」はレイ水県「610弁公室」、公安局に指示し、曲さんが通っている学校で「調査」を行った。 情報によると、曲さんと家族はすでに警察の威嚇を受けた。現在、曲さんの家はドアを閉めきち、一切、他人の来訪を受けないという。 「610弁公室」が法輪功の修煉で恩恵を受けた中学生を脅したのは、恨みを扇動していることが暴露されるのを恐れているからである。曲さんは法輪功を修煉して健康を取り戻した事実が現地に広がったので、中共が恨みの種を蒔くことが難しくなったためである。
中共は2009年の小学校の教科書の『品徳と社会』に法輪功を誹謗する「天安門焼身自殺事件」という内容を加えた。教材の第7ページの写真(病院ベッド上の劉思影)に火傷した劉思影が全身を包帯で包まれているが、医者と看護婦はマスクをつけず、近距離で劉思影と話をしている場面である。しかし、医学界の常識では、病原菌の防衛線である皮膚が広範囲の火傷ならば、最も避けなければならないのは感染である。 だから、重度の火傷患者は無菌病室に入れられる。しかも傷口を露出させるのは、包帯と傷口の皮膚の粘着を避けるためである。火傷患者が細菌に感染することを防止するため、医師と看護婦は消毒の服を着て、マスクをつけなければならない。 中共が教科書に虚言を捏造した目的は、無邪気な子供に法輪功に対する恨みを扇動するためだと考えられる。子供のときから「党の声を聞く」という奴隷のような思想を育て、将来は中共の政治闘争の使い手にするためである。 中共の下劣な政策は「恨みの種を幼い子供のときから蒔く」である。子供たちの未来のために、社会が恨みを扇動することに対して「絶対容認しない」態度を取らなければならない。真相を伝え、虚言を暴露し、恨みを制止しよう。 2010年4月15日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/9/221261.html) |
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