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法輪功修煉者が黒嘴子労働教養所で受けた迫害

(明慧日本)吉林省舒蘭市在住の法輪功修煉者・廉淑芳さんは2002年、法輪功を修煉しているという理由で、黒嘴子労働教養所で拷問などの迫害を受けた。

 廉さんは2002年9月末、強行して家に突入した警官に、泊まりに来ていた同修と共に強制連行された上、家宅捜索をされて法輪功の関連書籍などを没収された。派出所に入れられた後、ずっと警官に法輪功の真相を伝えていたが、鉄の鈍器で殴られた。この3日後、同修は家族により保釈されたが、廉さんは南山留置場に入れられた。

 拘禁された間、警官・趙志偉は徐という人物と修煉者に手を出したり、ベルトで鞭打ちをしたりするほか、公安局の辛和と王庭柏が修煉者を尋問し続けることをよく目にした。その時、すでに拘禁されていた廉さんは逮捕状にサインをさせられた。施設では毎日のように修煉者が監視され、煉功を禁じられ、夜間に突発的な暴行を加えられるなどの迫害を受けていた。

 廉さんは留置場で1カ月拘禁された後、懲役1年の不当判決を受け、黒嘴子労働教養所に移送された。そこで数日、思想改造させられたが依然として修煉を放棄しない廉さんは、寝室から警官の部屋まで無理やり連れて行かれ、殴る蹴るの暴行を加えられた。そして、警官の部屋で大隊長・劉連英は廉さんの髪の毛を掴んで振り回し、何度も頭を壁にぶつけ、顔面がぼろぼろになるほどビンタを張った。さらに、上官は「殴り殺しても、自殺とすればいい」と叫んで命令を下し、警官らは廉さんの陰部にスタンガンで電撃ショックを加えた上、足で何度も同じ箇所を蹴って、大量出血させた。

 その翌日、廉さんは全身傷だらけで3カ月歩けないほど重体になった。しかし、それ以降でも廉さんは肉体的、精神的にひどく迫害され、洗脳や過酷な労役から逃れることはできなかった。

 法輪功修煉者は施設の中でずっとスタンガンで電撃ショックを加えられ、ひどく殴られるなどの拷問で苦しめられた。警官は先の尖った電撃棒を修煉者の体に押し付けてずっと電撃した。そのまぶしい青色の電光、耳障りなピッピッという電撃音は、いつまでも止まなかった。部屋は電撃棒の放つ臭いと肉の焦げた匂いに満ちていた。このように、修煉者は修煉を放棄するための「三書」を書かなければ拷問された。また、警官は受刑者が迫害によく協力すれば、その受刑者の刑期を短くする一方で、信仰を捨てない法輪功修煉者に対して、故意に刑期を延長した。長春出身の修煉者・劉麗霞さんは「死人ベッド」で裸のままベッドに押し付けられ、動けないほどきつく縛られ、食事や排泄などもそこで済ませていた。このように劉さんは連続1カ月も縛られていたため、半身不随になり歩くことさえできなくなった。

 廉さんは2004年に労働教養所から釈放された後も、絶えず警官らに私生活を妨害され、家族と共に精神に大きな圧力を加えられた。廉さんは自分の受けた迫害を暴くことを通じて、中共当局の虚言に騙されないように呼びかけている。

 2010年4月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/23/214903.html

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