吉林省:中学教師が刑務所で迫害され重病
(明慧日本)吉林省公主嶺刑務所は2010年4月8日、法輪功修煉者・劉延竜さんの家族に電話し、「劉延竜は肺結核になった。体が非常に弱っているので病院へ送った」と話した。劉さんはすでに公主嶺刑務所に監禁され、1年半経ったが、刑務所側は劉さんの妻、友人との面会を一度も許さなかった。
劉延竜さんは、吉林省蛟河市の第1中学校の教師である。1998年に法輪功を修煉し始め、その後、不眠症と心臓病が快方へ向かった。1999年7月、中共は法輪功を弾圧し始め、劉さんは2000年12月24日に北京へ法輪功の真相を伝えに行った。そのため、警官に連行されて労働教養3年の処分を受けた。
労働教養が満期になって家に帰った劉さんは、蛟河市教育委員会と「610弁公室」により、仕事を続けることを妨害された。しかし、正義ある人の助けを得て、劉さんは学校で教えることを続けられた。「610弁公室」は絶えず劉さんに嫌がらせをして、仕事の邪魔もした。2008年11月25日、新任の「610弁公室」のリーダー・潘洪林と警官・戴振華、孫嘉慶は、学生たちの目の前で劉さんを連行した。劉さんの勤め先の学校にも知らせをせず、また劉さんの自宅の家宅捜査を行った。
その後、蛟河市教育委員会は劉さんに給料を支払わず、教育局局長・孫平は劉さんを解雇しようとした。蛟河市の第1中学校の書記・江涛と主任・朴永春は無断で劉さん私物の箱をこじ開けて、法輪功の関連書籍とMP3を犯罪証拠として警官に手渡した。
蛟河市裁判所は2009年1月15日、劉さんの件について開廷した。傍聴券は2枚だけで、法廷にいたのは警官と私服警官ばかりだった。出入り口は警官が守備し、人の出入を禁止していた。裁判で、劉さんは4年の実刑判決を不当に言い渡された。劉さんは蛟河留置場に拘禁されていた間、家族との面会を許されず、副所長・奚忠義は劉さんと弁護士の面会さえ許さなかった。
劉さんは刑務所に移送された後、劉さんの妻が面会に行ったが、警官に「おまえは法輪功を修煉しているのか」と聞かれ、答えなかったため、面会を禁止された。仮に劉さんの妻が弁護士と一緒に夫との面会に来ても、同様に拒否されただろう。今日まで、劉さんの妻は夫との面会が一度もできていない。夫に郵送した下着や木綿の服などの行方も分からないという。
2010年4月15日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/14/221501.html)
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