江蘇省:法輪功修煉者が刑務所で危篤、70歳の母が即時釈放を求める
(明慧日本)湖北市安陸市の法輪功修煉者・劉春燕さんは、江蘇省如皋市の留置場で迫害され、現在、生危篤状態に陥っている。劉さんの70歳の母は心配でたまらず、如皋市公安局に手紙を書き、劉さんを即時釈放するよう要求した。
劉さんは、江蘇省如皋市で店を開いていた。9月19日、如皋市公安局の警官は、劉さんが携帯電話のメールで法輪功の真相を送信したという理由で逮捕し、如皋検察院に渡した。しかし、立件できず、劉さんの案件は如皋市公安局に戻された。しかし、如皋市公安局は依然として劉さんを釈放していない。現在、劉さんは危篤状態に陥っている。
劉さんはかつて病院から死を言い渡された人であった。彼女はひどい腎臓病を患っていて、両側の腎臓ともぼろぼろになって尿毒症もわずらっていた。法輪功を修煉してから、彼女の病気は奇跡的に治った。病院に行ってレントゲンを撮ると、腎臓は両方とも快復していた。1999年に中共が法輪功を迫害し始めてから、安陸公安局は劉さんの家に行き、彼女に煉功をやめるよう強要した。しかし、彼女が法輪功を学ぶ前後の腎臓の写真を見せると、警官は何も言えなくなっていた。
劉さんが強制連行されたのち、彼女の70歳の母は昨年末、はるばる遠く離れた江蘇如皋の関連部門を訪れ、娘を釈放するよう要求した。しかし、老母を待っていたのは、関連人員の接待拒否、写真を撮られ、恐喝され、外に押し出されるなどであった。下記は、老母が如皋市の各級法律実行機関に書いた、娘を即時釈放することを要求した公開書簡である。
江蘇省南通如皋市の各級法律実行機関:
冬が去り、春が訪れ、私の娘・劉春燕が2009年9月16日に如皋市留置場に監禁されてから、すでに7カ月が経ちました。病院で検査したところ、娘には高血圧・心臓病・腎臓に積水などの病症が出ていて、危篤状態であると診断されています。私は70歳の母親として、時々刻々、娘の安否を心配していて心を痛めております。人の命は最も大切なものです。ここで私は、私の娘・劉春燕を直ちに釈放するよう要求します。
私の娘は1995年以前、死を待っていると言っても過言ではない状態でした。そのとき、彼女はB型肝炎・大三陽で体がむくみ、長期にわたりベッドに倒れこんでいました。病院は彼女の右側の腎臓はすでに壊死したので、直ちに手術をしないと、左側の腎臓に影響が出て、命に危険があると言いました。手術を行うには大変費用がかかり、リスクも極めて高いものでした。この時、娘は法輪功を修煉しはじめました。彼女は常に「真・善・忍」をもって自分に要求し、すべての人に善をもって接し、老人を敬い、子供のしつけをしっかりしました。修煉により道徳心が向上し、体も回復しましたので、国のために医薬費も節約できました。法輪功の修煉により、娘が心身とも健康になったことは周囲の人々もみな目にしてきました。
私の娘は、生命の危篤状態から心身とも元気な人に生まれ変わりました。彼女を救ってくれたのは法輪功です。彼女はただ自分が法輪功を修煉したことで恩恵を受けた自らの体験を人々に伝えようとしただけであり、憲法に違反しておらず、いかなる法律と法規にも違反していません。この点については、あなた達が私よりずっとよく分かっているはずです。しかし、彼女はあなた達により留置場に7カ月間監禁されており、しかも、迫害されて再び危篤状態に陥っています。
監禁されている間、娘は南通からやってきた王という警官に頭を激しく打たれ、極めて大きな傷害を受けました。開廷の際、彼女は歩くことができず、息子に背負われていました。母親のいない人などいるでしょうか。人はみな優しい心を持ち、良知を持つべきではないでしょうか。私は、警官は人民を守り正義を支えるべきであると信じています。直ちに私の娘に対する監禁をやめ、彼女が一日も早く家族と一緒に暮らせるようにさせてください。
2010年4月17日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/14/221531.html)
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