湖南省:刑務所で迫害された年配者が危篤
(明慧日本)湖南省婁底市在住の法輪功修煉者・彭楚豪さん(74)は2010年1月下旬、婁底市婁星区の国家保安大隊により常徳津市刑務所に監禁された。3月14日、刑務所側は彭さんが危篤に陥ったと家族に通知した。しかし、彭さんは刑務所付属病院へ移送された後も、迫害から逃れることはなかった。
彭さんは湖南省地勘局婁底市418隊の保衛科科長であった。法輪功を学び始めて以来、常に中国共産党当局に理不尽に迫害され続けた。
2004年10月、彭さんは婁底市留置場の拘禁を経て、2005年6月17日に懲役3年の実刑と執行猶予3年の不当判決を言い渡された。
2007年10月27日、婁底市の私服警官は法輪功の真相資料を配っていた彭さんを強制連行した。当夜、彭さんは留置場から脱け出たが、路頭に迷う生活を強いられた。このことから、彭さんの執行猶予は実刑判決に変えられることになった。
彭さんが放浪生活をしている間、定年退職金は支給されなくなり、家族や親戚はいつも警官に嫌がらせをされ、強制連行、脅威、恐喝などで私生活を妨害され、精神的にも大きな圧力をかけられた。
2009年12月2日夜7時ごろ、彭さんは雙峰県杏子鋪鎮で法輪功の真相資料を配ったため、駆けつけた警官に婁底市婁星区国保局に連行され、市第一留置場に入れられた。国保大隊の副大隊長・李剛軍は、婁星区檢察院と裁判所に彭さんの執行猶予の却下を申し出た。2009年12月4日、婁星区裁判所は彭さんに対して、2012年11月1日までの実刑判決で懲役3年を不当に言い渡した。2010年1月下旬、彭さんは常徳津市刑務所に送り込まれた。
北京の弁護士は法輪功の合法性を示し、法輪功の真相を伝えることは無罪であると主張した。また無実の修煉者9人の無罪を弁護し、中国共産党当局の迫害を指摘した上、即時に当事者を釈放するよう求めた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年4月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/10/221316.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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