慈悲の力
文/中国の大法弟子
(明慧日本)甲同修は、辺鄙「へんぴ」な田舎の同修が大法の学習資料が足りないと聞いた時、自発的に同修を援助して、電子書籍を買い、大法の資料をダウンロードしました。邪悪な労働教養所で、同修が警官の迫害に直面した時、あの同修は勇敢に立ち向かって、残酷無情な警官の上司に対峙しました。
この上司は法輪功を迫害することで有名でした。ある同修はスタンガンで繰り返し電撃されて、精神異常になり、ある同修は彼に腕を折られ、甚だしきに至ってはある同修は迫害されて死に至りました。
この上司が手に「パン、パン」と緑の光を放つスタンガンを持って、一歩ずつ近づいた時、その同修は恐れず、恨まず発正念をして抑制しようとせず、「この生命はあまりに哀れだ、彼は愚かで無知で、悪事をして人を害し、また自分を害している」と思いました。そこで、同修は静かに 「あなたは迷いの中にいる」と言いました。
この時、この上司がその同修を2回電撃しました。同修は立ったまま動きもしませんでした。しかし、この上司は急に二歩後退して、「あなたが今後もこうしたら、電撃するよ」と言いながら、スタンガンを棚の上に投げ、慌てて逃げました。ドアの外まで逃げて、庭の中間にある中共の党旗の座のそばに逃げて、隠れました。
数日後、この上司は廊下で、大声で叫びました。「私は4〜500人の法輪功修煉者に接触したが、やっと本当に功夫のある人が現れたか?」 彼はずっと大法弟子には功能があることを認めなかったので、いつもスタンガンを手に持って「功夫のある法輪功修煉者がいるなら、立ち上がって、私に当たってみろ」と言い、これが彼の口癖でした。今回、あの同修は警官らを震え上がらせるのにとても大きい作用を果たしました。あの同修と上司の四つの目が向かい合うと、数秒で、この上司は視線をそらしました。同修がもう1人の上司と話をする時、付き添いを探したことがあります。
そんな環境でも、心中に恐れる心がなく、正念が強い法輪功修煉者は少なくありません。しかし、本当に邪悪を震え上がらせ、邪悪を抑制した事例は多くありません。その違いはどこにありますか? この問題を多くの同修が解くことができませんでした。『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』が発表されて、やっと悟りました。師父は説法の中で明確に指摘しておられます。「ですから、慈悲が現れると、この上ない力があり、いかなる良くない要素も解体されてしまいます。慈悲深くあればあるほど、力が強くなります」 以上の事例は、力強く師父がおっしゃっている法理を実証しました。
真相を伝え、衆生を救い済度する中で、修煉して現れる慈悲が違えば、効果も全く違います。お正月の時、乙同修の家に2人の親戚が来ましたが、どう真相を伝えても、党、団、隊から脱退をしませんでした。仕方なく、あの同修に電話をかけて来てもらい食事をしながら、真相を伝えようとしました。あの同修は皆に真相を伝え、三退を勧めました。食事がまだ終わっていないのに、親戚2人は脱退しました。私達が修煉して現れる慈悲、この慈悲の心を持って真相を伝えれば、更に多くの衆生を救い済度することができます。
2010年4月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/20/221846.html)
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