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貴州省の女子刑務所で7年間拘禁された修煉者は迫害されて死亡

(明慧日本)法輪功修煉者・王玉芝さん(64歳女性)は貴州省安順市雲馬飛行機製造工場に住んでいた。王さんはただ法輪功を修煉しているという理由で、8年の刑を言い渡され、浙江女子刑務所に拘禁されていた。拘禁中、独房に入れられ、強制的な洗脳、薬品の投与、また奴隷のような過酷な労働を強要され、心身ともに虐待された。刑務所側は拘禁して7年目の2009年2月7日、王さんを釈放した。自宅に帰った後、王さんは食事が摂れず、全身が浮腫み、2010年2月20日、迫害によりこの世を去った。

 一、煉功して心身ともに恩恵を受けたが、真相を伝えたために拘禁される

 王玉芝さんは1996年に法輪功の修煉を始めて、とても早く糖尿病が完治した。

 1999年7.20 、中国共産党が法輪功への迫害を開始してから、王さんは法輪功の真相を伝えるために、北京へ行き、2回拘禁された。2002年2月、王さんは弟・阿平さんと一緒に法輪功の真相資料を配っていた時、紹興越城区公安支局の警官・楊雲海などに捕えられ、浙江女子刑務所に8年間拘禁された。

 二、刑務所での残酷な「改造」

 弟・阿平さんは、浙江男子刑務所で警官に腹部を肘関節で猛烈に突かれた。聞くところによると、阿平さんはすい臓を傷つけられ、1年余り経った後、迫害により死亡したという。

 浙江女子刑務所では、警官は王さんが毎日学法し、煉功することを禁止し、トイレに行くことも制限した。王さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、独房に入れられ、1回の食事は少しのご飯と、いくつかの取り合わせの野菜だった。毎日小さいカップで2杯の水を与えられたが、王さんは、実際は10杯の水を必要としていた。仕方なく、便器を流れる水を飲んだ。警官・熊賽君は中国共産党員で、毎日独房にきて、王さんを罵った。また毎日、王さんに法輪功を中傷するVCDを見せ、その後、感想を書かせた。彼らの意にかなわなければ、また書き直させた。王さんは刑務所でまた2回、不明な薬物を飲まされた。

 それと同時に、王さんは重労働を強要され、毎日10時間以上労働していた。心身ともに極めて残酷に虐待された王さんは、7年間の虐待により、もともととても元気だった身体は骨と皮ばかりにやせこけて非常に衰弱した。浙江女子刑務所は王さんが刑務所で死亡するのを恐れ、家族に迎えに来させた。帰宅してから、王さんはずっと食事が摂れない状態で、毎回ほんの少し口に入れるだけだった。病院に行っても治療ができず、最終的に全身が浮腫んできた。2010年2月20日、王さんは迫害されてこの世を去った。

  2010年4月23日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/21/221912.html

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