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湖北省:法輪功修煉者は6回拘禁され苦難を受ける

(明慧日本)湖北省武漢市の法輪功修煉者‧王浩さん(37歳男性)は信仰を放棄しないため、1999年7.20に中国共産党が法輪功を迫害し始めてから、6回も強制連行・拘禁された。また、洗脳班や労働教養所に拘禁されたり、会社から解雇されたりした。王さんは拷問と精神的な迫害を受け、心身ともにひどく傷つけられた。

 王浩さん(1973年5月11日生)は武漢市にある中国船舶会社(China Shipbuilding Industry Corporation)に勤め、工芸の設計を担当していた。今は湖北省人民病院の10号ビルに住んでいる。王浩さんは1996年6月に法輪功を修煉し始め、体が健康になり、心身から喜び、いつも元気いっぱいであった。真面目に仕事をして、同僚にやさしくして、自分の損得はどうでもよい人であった。

 中国共産党が法輪功を迫害し続けて以来、王さんが働いている会社の責任者の党書記・黎華と支部書記・謝家衛は共産党に追随し、積極的に王浩さんの迫害に加担していた。二人は市や区の「610弁公室」に協力し、公安部門が王浩さんを洗脳したり王さんの自宅を監視したりするなどを手伝っていた。

 一回目:6カ月間会社で拘禁

 1999年7月、王浩さんが勤めている会社は武漢市の洪山支局に協力し、王浩さんを騙し、自宅から強制連行し、会社に拘禁した。王浩さんを取り調べ、人身の自由を制限し、修煉をやめなければ帰らないと脅した。拘禁する理由は、王浩さんが法輪功の連絡担当者であり、「法輪功組織」の内容を説明しなければならないから、ということであった。

 二回目:洗脳1カ月、自宅を6カ月監視

 2000年7月、王浩さんは仕事中のとき、会社は武漢市の公安局に協力し、王浩さんを722研究所の招待所に軟禁し、修煉を放棄させるための洗脳を1カ月を行った。軟禁する理由は、同僚に『転法輪』の書籍を貸したからであった。そのほかに、王浩さんは6カ月間「自宅監視」という行政処罰を受け、会社を離れることは許さず、人身の自由を制限されていた。

 三回目:洗脳班に強制連行

 
2000年12月、会社は残業という理由で、王浩さんを騙して出社させ、関山派出所に強制連行した。王さんは「610弁公室」の洗脳班に送られ、修煉を放棄するよう強いられた。拘禁期間は6カ月で、理由は法輪功について北京で陳情するから、ということである。

 四回目:再び強制連行され、会社から解雇された

 
2002年5月、王浩さんは仕事中に公安局に強制連行され、留置所に拘留された。法輪功が迫害されているという真相資料を作ったため、1年半の労働教養をされた。2004年3月、法輪功を放棄しないという理由で、王浩さんは会社から解雇された。

 五回目:労働教養、厳しい拷問

 
2005年7月16日の夜10時ごろ、王浩さん夫婦二人は漢陽の月湖橋で法輪功の資料を貼っていたとき、国家安全局のスパイに強制連行された。その後、洪山支局と関山派出所の警官らは王浩さんの家に行き、貴重な品物や現金などの家財を全部没収した。

 王浩さんは、警官らが民家に突進したことを告訴したため、洪山支局は7月18日、王浩さんの家族の陳情の内容により、没収したものというリストの証明を発行した。ここから見ると、警官らが王浩さんの家財を没収したのは法律違反であった。王浩さんは洪山支局に15日間拘留され、ほかの法輪功修煉者の事をどうしても言わないので、警官は王浩さんを拘禁した。家族から服などを受け取ることは禁止され、家族にも会えなかった。王浩さんは修煉を放棄しないため、1年6カ月の労働教養を科され、武漢市の何湾労働教養所に拘禁された。

 労働教養の期間に、王浩さんは各種の侮辱を受けた。長い時間立たされ、禁足、洗脳、奴隷的苦役など。それだけでなく、長い時は9日間もずっと立たされ寝させられなかった。このような迫害を受けてから、幻覚や熱、血尿が出て、両足が腫れ、足の底がぼろぼろになり、黄水が出てきた。

 六回目:再び強制洗脳

 2007年1月、1年6カ月の労働教養が期限満了になったが、王浩さんは帰されなかった。家族の交渉や抗議などは全て無意味だった。王浩さんは再び洪山区の「610弁公室」と関山派出所の警官に強制連行され、江漢区の二道棚という洗脳班に1カ月拘禁された。その間、王浩さんは恐喝され、拷問、侮辱、長い時間立たされ、睡眠はく奪などの迫害を受けた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年4月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/23/222065.html

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