執着心を覆い隠すということは、己を害し、他人を欺いている
文/中国の大法弟子
(明慧日本)1999年7月20日以来、当地の大法弟子は残酷な迫害を受けてきました。しかし最近になって、迫害が以前より緩やかになったにも関わらず、当地の長く修煉してきた一部の同修は「転向」に応じたのです。これが当地の大法弟子が「転向」の性質、およぶ危害ならびに、その後、修煉によって補うという問題に対する、理解が不足しているだけでなく、歪曲しているともいえます。同修の中に「転向」に応じるということは大した事でないとさえ思い、それが残酷な迫害を受ける一つの原因になったのです。
迫害の初期のころ、「転向」に応じた一部の同修は邪悟者につき、修煉者の欠点と不足を好意的に大袈裟に歪曲したため、真の修煉者が孤立させ、迫害の形勢を重くしたのです。師父が『邪悪を窒息させる』という経文を発表した後、「転向」に応じた同修は、自分の間違いを認識し、新たに修煉の道を歩み始めたのです。これは喜ばれることです。
しかし新たに修煉を始めた同修の中に、自分は「転向」に応じた根本的な執着心は何かについて探さず、大法に与えた危害を直面しようとしないのです。甚だしきに至っては、自分の根本的な執着心を覆い隠しながら、修煉で自分の過ちを補おうしようとしているのです。そして師父の経文の中から、読みたい部分だけ抜粋して「つまずいて転んでも大丈夫だから早く起き上がれ」といったような法理、または「師父は必ず私たちを円満成就させてくださる」等などをもって、自分の根本的な執着心を覆い隠すのです。自分の過ちを補うとしても法理を理解し、強大な正念をもって補うのではなく、どなたが真相資料をよく作成したか、よく配布したか、「三退」をよく勧めたかをもって補うとするのです。
強大な執着心を物事を進めるということは邪悪に隙を与えてしまい、迫害を強め「転向」を強要され、刑務所から出られたとしても、また強制連行され、数回「転向」に応じて、そして数回「転向」に応じたことが間違いだったと厳正な声明を行う、それが繰り返され、当地に悪影響を与えているのです。
自分の執着心を覆い隠すということは、己を害し、他人を欺いているのです。他人のため、自分のため、早く目覚めてください。
2010年4月25日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/15/221553.html)
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