■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/04/26/mh271182.html 



最後の道をしっかり歩む(一)

文/黒竜江省の大法弟子

(明慧日本)1996年10月に法輪大法の修煉を始めて以来、私は大法から無上の恩恵を受けました。10年に渡って修煉してきた過程で、様々な難儀を経験しましたが、師父や大法を固く信じる心は揺るぎなく、今日まで歩んできました。10年間の体験は多くありますが、自分を放下し全体を円融する方面について、最近の自分の心得を同修と交流したいと思います。

 2009年お正月が終わったばかりの時、私達の地区で、同修が神韻VCDを農村に届けに行った時に当局に強制連行され、協調人も放浪を余儀なくされました。それから、私達の地区では全体的な協調は停滞状態になり、各エリアにも多くの問題が出てきました。

 最近、ある同修は私に協調人を担当するよう依頼してきました。私は「この同修の家は資料拠点でもなく、忙しくないのに、なぜあなた自身で協調人を担当しないのか、私はやりたくない」と思っていました。しかし、落ち着いて考えたところ、「師父が私に人間の身体をくださった理由は、私が師に手伝い、法を実証するためではないか。現在、大法の仕事は私を必要としているのに、自分はやりたくないなんて、それは本当の大法弟子なのだろうか」結局、やろうとする意志は出てきましたが、どこから着手して良いのか全然分からず、心は表面的に乱れ動じました。

 ある日のこと、同修の家に行きました。同修は修理したプリンタをテストしていましたが、印刷して出てきた紙の裏には黒い跡がありました。ちょうどその時、同修の親戚がやってきて、同修はプリンタの修理を私に任せました。私はプリンタを自宅に持ち帰り、全世界の定時発正念をしてから、しばらく学法し、そして、同修がプリンタの修理を私に任せたことは偶然ではないと気付き、それから内に向けて探しました。結局、同修を見下す心、闘争心、不平不満の心、他人のミスを容認できない狭い心などを見つけました。これらの執着心を見つけて、プリンタはもう大丈夫だろうと思い、試したところ、やはりテストした紙に黒い跡がありました。私は5本のインクパイプを検査し始め、中の1本のインクが漏れていることを発見しました。漏れているところを切って、改めて組み立ててからやっと正常になりました。このことを通して、私は次のように悟りました。修煉の漏れを補い、全体を円融し、全体が昇華し、高まることに協調することを師父から啓発していただきました。修煉時間の長さは問わず、師父に従って今日まで歩んで来たすべての大法弟子も立派です。そのように考えて同修を見下す心を取り除き、不平の文句を言うのも止め、他人を容認でき胸襟も広くなりました。

 こうして、私は各エリアの協調できる同修を招集し、交流しました。まず、各エリアの学法グループを確立しました。次に、真相配布地域を各エリアに分け、それぞれの同修に担当してもらいました。その結果、同修の誰もが責任を負い、衆生を救い済度することに参加できるようになりました。

 (続く)

 2010年4月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/25/222165.html

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