内モンゴル：法輪功修煉者が警官に迫害され死亡（写真）
（明慧日本）内モンゴル赤峰市紅山区の法輪功修煉者・胡素華さん(56歳女性)は法輪功の修煉を堅持したことで、数回連行・迫害された。その後、呼和浩特（フフホト）市で路頭に迷う生活を余儀なくされ、2010年3月4日ごろ、呼和浩特市の警官に迫害されて死亡した。
 | | 胡素華さん |
胡さんは数回にわたって赤峰市の警官に迫害され、中国共産党から脅迫を受けた夫に離婚された。2回の労働教養を言い渡され、2000年に内モンゴルの図牧吉労働教養所に送り込まれ、その後、また市女子労働教養所に移送された。この2箇所で非人道的な迫害を受け、2006年に遼寧省の馬三家労働教養所に移送された。釈放された後、路頭に迷い放浪し続けた。
2000年4月、胡さんは市労働教養所で堅忍不屈の精神で自分の信仰を堅持した。そのため、手錠でベッドに25日間手錠ではめられ、立つことも寝ることも座ることもできなくなり、大小便も同室の人に頼らなければならなかった。足と脚が腫れて歩けなくなり、警官に「法輪功の摘発・批判書」を書くよう脅迫されたが、承諾しなかったため、2005年5月に再び手錠でベッドに38日間はめられた。足を押していたレンガにまたレンガを追加して積み上げられ苦痛がもっと激しくなった。
2001年7月2日、労働教養所は法輪功を中傷する講演会を開いた。法輪功修煉者・劉振宇さん(25歳女性、大学生)は、講演で法輪功の真相を説明した。警官は、警官として守らなければならない「5項目」と労働教養を受けている人の公民としての「10項権利と義務」を無視して、当日の夜、劉振宇さんを鉄製棚に縛り付けてスタンガンで電気ショックを加え、乱暴に殴打した。劉さんの釈放を求めた胡さんを含む法輪功修煉者たちも同様に殴打した。同日の午後から夜まで、警官と警官の指示を受けた麻薬使用者たちは狂気じみて法輪功修煉者たちにスタンガンで電気ショックを加え、ベルトで殴打し、自分たちが疲れてからようやく中止した。警官はまた、麻薬使用者に法輪功修煉者をひどく殴打した人に減刑してやると言った。
7月3日の午後、警官と麻薬使用者たちは再び法輪功修煉者たちを殴打した。胡さんは殴打されて3回気を失い、翌日、皆が胡さんを見に行った時、胡さんの全身は青、紫色の傷やさぶただらけになっていた。
11月7日、十数人の法輪功修煉者たちは断食で抗議したことで、警官と受刑者たちに殴打され、無理やり塩水を投与された。胡さんは殴打された後、スチームも入っていない部屋に十数日間監禁された。11月の内モンゴルは非常に寒かったが、警官は故意に窓を開けっ放しにして置き、さらに胡さんの服を無理やり脱がした。また廊下の窓に紙を張って外から見えないようにし、胡さんの腕を背中に回して手錠をはめて、窓の柵に持ち上げて固定し、足先だけが地面に届くようにして、トイレにも行けないようにした。
2005年11月、赤峰市紅山区国保大隊の警官・布仁らは胡さんの家財（冷蔵庫、テレビ、椅子、LPガスボンベ、炊飯器、ベッド、トランク、布団、現金5千元、子供用品など）を全部没収し、胡さんは路頭に迷う生活を強いられた。当時、子供は他地区の大学に通っていて、一時的に連絡が途絶えて、食事をするお金もなくなったが、ある料理店の店長の助けを受けて食事をし、クラスの学生たちの募金によって困難な日々を過ごした。
胡さんの2006年の口述によると、法輪功に出会う前、多くの病気にかかっていたが、法輪功の修煉を始めてから長年の持病から快復したという。お姉さんも高血圧、皮膚病にかかっていたが、法輪功のおかげで快復した。1999年7月、江沢民集団が法輪功への迫害を開始した後、三中街派出所の警官が数回、胡さんのお姉さんを脅迫して法輪功をやめるサインを強要した。また真相を知らない家族も殴打し罵り、法輪功の修煉をやめさせようとした。胡さんの姉は精神的に大きな傷を受けて気を失い、道端に倒れた。病院に運ばれて救急治療を受け、目がさめた時は下半身不随になっていた。
2006年6月3日夜11時ごろ、赤峰市公安局国安大隊の支隊長・郭玉明は警官数人を連れて遼寧省朝陽市八里堡近くで3日間待ち伏せ、また朝陽市向陽警察署と結託した警察車両6、7台を動員して強制的に法輪功修煉者の自宅に押し入り、胡さんを含む8人の法輪功修煉者を連行した。警官たちは自分たちの行動が、人に顔向けできないことを知り、「泥棒を捕まえろ！」と叫んだ。華さんは直ちに「私たちは法輪功修煉者で、泥棒ではない」と大声で叫んだことで、警官に乱暴に殴打され、顔、腕など数箇所に怪我をした。警官は胡さんの片手を上から背中へ、他の片手を下から背中へ強制に回し合わせて縛りつけ、無理やり警察車両に乗せた。
半月後、胡さんは馬三家労働教養所に送り込まれたが、翌日に脱出し、その後から各地で放浪し続けた。2010年3月4日ごろ、呼和浩特市の警官に迫害されて死亡した。
2010年4月27日
（中国語：http://search.minghui.org/mh/articles/2010/3/29/220611.html）
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