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華北省：親戚の釈放を求めた一家が離散する
（明慧日本）華北省政冶協商局を退職した楊銀橋さんは、法輪功を修煉し始めて間もない修煉者である。楊さんは労働教養所に強制収容されていた従姉が、刑期満了になっても釈放されないため、教養所に従姉の釈放を求めに行き、拘束された。
楊さんの従姉の王月霞さんは、法輪功の信条である「真・善・忍」を信仰していることを理由に、オリンピックの期間中に警察に強制連行され、河北省女子労働教養所に収容されていた。しかし、刑期満了となったにも関わらず、教養所は王さんを釈放しないため、楊さんは王さんの釈放を要求していた。教養所は2009年8月3日に釈放すると楊さんに連絡してきた。楊さんは当日王さんの家族と一緒に教養所に向かった。しかし、教養所に到着すると、そこで待っていたのは県警のパトカーだった。楊さんはその場で拘束された。後になって各方面からの救援により釈放されたが、警察に500元をゆすれられた。
釈放された翌日から、「610弁公室」の役人、派出所の警官、街道委員会の責任者らは、楊さんに対して尋問し脅迫した。楊さんは迫害から逃れるため、仕方なく放浪生活を選ぶしかなかった。楊さんと連絡が取れなくなった「610弁公室」の役人らは、楊さんの毎月支給される年金580元、楊さんが在職中に役所に貸した1万元を差し押さえた。家族はその金を返すよう要求したが、「610弁公室」は返さないだけでなく、家族に同意書に署名するよう強要した。
楊さんの夫が勤める会社は、「610弁公室」の圧力により、夫に対して停職処分を下した。精神的なショックを受けた夫は、毎日、酒で気を紛らわすようになった。役人が度々来ては日常生活を妨害し、親族や親戚も平穏な落ち着いた生活ができなくなった。
楊さんの子供も家に戻ることを恐れ、放浪生活をするようになった。このように幸せだった一家は、中国共産党の迫害によりばらばらになってしまった。
（注：法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）
2010年4月29日
（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/26/222244.html）
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