ある法輪功修煉者が受けた迫害
(明慧日本)河北省平山県の奥山に住む法輪功修煉者の閻英雪さん(61歳女性)は、法輪功の修煉を始めてからこれまでに多くの恩恵を受けた。法輪功の師父が誹謗中傷される中、中央政府に真実を伝えようとして、中共(中国共産党)の役人に強制連行され、自白の強要、殴打、強制収用、金銭をゆすられるなどの迫害を受けた。
閻さんは1997年から法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に基づいて善い人を目指した。心の昇華を経て、長年の疾病が消え去り、健康を取り戻し、心の中は喜びで満ちていた。
しかし、1999年「7.20」から法輪功は江沢民政治グループの侮辱、誹謗中傷を受け始めた。閻さんは、法輪功の創始者である李洪志先生と法輪功に公正な扱いを求めるため2000年11月15日、憲法で定められている陳情を中央政府に行うため北京へ向かったが、16日蓮花池駅で北京の警官らに拘束され、警官に手錠をかけられて、地元に送り返された。地元の公安局に到着すると、3人の警官らに手錠で鉄パイプに固定され、拷問を加えられ尋問された。
警官は閻さんに「北京へ陳情に行ったのは誰の指図か」と聞いた。閻さんは「私の良心の指図によるものだ! あなたは私と同じ村に住んでいるのではないですか?私が健康を取り戻したのは法輪功のおかけだということを、誰よりもあなたがよく知っているはずです。私の師父が誹謗中傷されています。私の恩師が公正に扱われるよう求めるのは、当然なことではないでしょうか?」と答えた。閻さんは警官の理不尽な扱いに協力しなかったので、警官は順番に閻さんの顔を平手打ちした。閻さんの顔が腫れ上がり、口から出血した。そして45日間不当に拘束されたのである。
この期間中、警察は下槐派出所の警官と結託して、閻さんの家族を脅迫して金銭を要求し、家族はあちこちの親戚から
借金し、2千元を警察に渡した。領収書は発行されていないという。
2001年4月25日、閻さんは再び下槐鎮政府の役人らに強制連行され、役場に閉じ込められた。閻さんはある日の夜中、役人の隙をついて脱出した。その後、家に戻ることができなくなり、「流浪生活」を強いられていた。それから役人と警官は度々閻さん宅に行っては騒いだ。閻さんの家族は精神的に大きなダメージを受け、経済的にも大きな負担を強いられた。
麦の収穫時期に、閻さんは麦を収穫するため自宅に戻った。そして下槐鎮政府の役人らに強制連行され、10日間閉じ込められた。 その後も、中共が言ういわゆる「敏感日」になると、鎮政府の役人らに監視され、私生活を妨害されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年5月2日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/1/222690.html)
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