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法輪大法情報センター、米国国会で年度報告書を発表(二)

(明慧日本)

 「閉鎖と反閉鎖の激戦」

周世宇博士

 「グローバル・インターネット・フリーダム連盟」の副主管でRutgers大学でコンピューターエンジニアリングを教えている周世宇博士は、記者会見で次のように語った。「2001年から今日に至るまで、中共当局は10億ドルを使ってインターネットを監視するための『金盾工程』を作り上げた。インターネットを閉鎖・検閲する『金盾工程』と法輪功のネット突破・反閉鎖の間に邪と正の戦いが始まった。2006年、グローバル・インターネット・フリーダム連盟が成長し、反閉鎖の力が有利になってきた」

 「我々が1ドルを使うとき、中共は100ドルを出さないと対抗できない。場合によっては数千ドルまで出さないと対応できないようになっている」

 「中共は悪質で道徳がなく、非常に卑劣な手段で中国人が自由に情報を得ることを阻止し、攻撃を続けている」 記者会見で周博士は2枚の写真を見せた。写真に写っているのはグローバル・インターネット・フリーダム連盟の技術監督の李淵博士が、アテネの郊外にある自宅で中共のスパイに襲われ、重傷を負った時の様子。彼らはノートパソコン2台と個人資料・書類などを奪って逃走した。

 「中共は法輪功修煉者からの臓器狩りで利益を得ている」

デービット・マタス氏

 『血まみれの臓器狩り』の著者で、ノーベル平和賞にノミネートされた弁護士のデービット・マタス氏は記者会見で、中共の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの犯罪を暴露し、中共が莫大な利益を得ていることを暴いた。

 マタス氏は、「毎年およそ9千人の法輪功修煉者たちが死刑を下され、彼らの臓器(目膜、肺、肝臓、腎臓、皮膚など)が生体のまま取り出され売られている」と証言した。

 マタス弁護士とカナダの元アジア太洋州局長のデービット・キルガー氏は、2006年から法輪功に対する中共の生体臓器狩りについて、自費で独自の調査を行い、様々な場で証言してきた。2人の調査はヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアなど44カ国に足跡を残し、2年かけて調査報告書を完成した。57の実例で中共は組織的、システム的、計画的に法輪功修煉者の臓器を摘出して販売していることを実証し、この事実はいまだに中国で行われていると証言した。この報告書の内容は3回更新され、編集されて2009年書籍として出版された。書籍のタイトルは『血まみれの臓器狩り』である。

 「江沢民ら迫害の首謀者たちが起訴された」

 法輪功情報センターのブロウド氏は次のように話した。「605号決議案のほかもう一つうれしいニュースがあった。それは二つの法廷(スペインとアルゼンチン)で江沢民をはじめとする中共の主要犯罪者が、国際法廷の場で起訴されたことだ。江沢民をはじめとする数人の中共高官は『集団虐殺罪』、『拷問の罪』でスペインとアルゼンチンで起訴され、彼らは極度に恐れている」

 「中共は法輪功への迫害で使った手口、卑劣な手段、そのやり方を今はほかの組織や個人への迫害に使おうとしている。この迫害は単なる一つの修煉者集団への迫害で終わらないだろう。この迫害の影響はアメリカ、及び全世界に影響が及ぶだろう。おそらくこれは全世界に対する脅威でもある」

 米議会の国際宗教自由委員会委員のニナ・シー氏は、「4月29日、アメリカ国際宗教自由委員会はナショナル記者クラブで年度報告書を公表し、再び中国を宗教自由の特別関心国の一つに指定した」と話した。

 2010年5月3日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/28/222452.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/4/30/116556.html

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