■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/05/03/mh052277.html 



発正念をする時に注意すべき問題

文/中国の大法弟子

(明慧日本)法輪功修煉者が自分を修め、真相を伝えて衆生を救い済度し、正念を発することは師父に要求された「三つのこと」の大事な一つで、すべての中心です。普段私達は心性を修め、真相を伝えることについて交流する場合が多いかもしれませんが、発正念も同じく大法弟子の責任でしっかり行うべきだと思います。

 長い間、発正念について一部の同修は状態があまり良くないと思いますので、発正念をする時に注意すべき問題点を書き出し、同修とお互いに交流したいと思います。 

 一つは、発正念について「待つこと、頼ること」の考え方です。このことは同修の発正念を待つ事でもなく、同修に発正念を依頼する事でもありません。すなわち、知らせを受けてから発正念をする事です。中国国内や海外の重要な、法を実証し邪悪を取り除く事に関する知らせがあれば発正念を行い、なければ発正念をしません。さらに言えば、詳しい内容まで分からなければ発正念を行いません。例えば、3月の中国共産党の人民代表大会には別空間に大勢の邪悪が北京に集まり、法輪功修煉者が発正念をして邪悪を取り除くよいチャンスなのに、知らせがないと行いません。こういう受動的な発正念では十分な効果を得られません。邪悪を徹底的に取り除く事ができず、衆生を救い済度する事もできません。

 このような状態の同修は確実に「待つこと、頼ること」の考えを捨てなくてはいけません。私達は法を実証する中で今日まで歩いてきて、未来の巨大な穹体の王として他の人を頼りにできますか?

 二つ目は、発正念について情の要素を混ぜています。仲良しや知り合いの同修が魔難に会う時、地元の事件で発正念をする時は重視しますが、それ以外の場合は全然気にとめません。発正念が自分の気持ちで左右され、旧勢力に弱みを捕まえられて執着心を増強させ、身近な物事以外に関心を持たなくなります。このような状態では発正念の全体の力が分断されて、同修の救出や邪悪を取り除くことに、きわめて不利になります。

  三つ目は、中国国内や海外の大法弟子が法を実証する行為を一体のことと見なさない事です。

  この数年間、海外の大法弟子が中国国内の大法弟子を声援するために、より多く中国人に真相を伝えるために、いろいろ法を実証する事を行いました。その中には上手くいくことや、多くの困難に直面することがあります。大半の中国国内の大法弟子は、困難に直面する海外の大法弟子を無視し、結果を待つ状態になります。自分を見物人として、すっかり中国国内と海外の大法弟子は一体だという認識を忘れてしまいました。結局、法を実証し衆生を救い済度する全体の力を弱めました。

  師父がおっしゃった通り、大法弟子の主体は中国大陸です。海外の大法弟子が中国国内の大法弟子を声援しています。大法弟子の主体の一員として、世界中で法を実証し衆生を救い済度することについて、よく発正念をしないと正法の過程にどれだけ大きい影響を及ぼすでしょうか?

  同修の皆さんは発正念についてよく反省すべきだと思います。私達は本当に心を一つにしてやっていますか? 師父は発正念という神通を与えられ、大きな希望を託されました。発正念が十分な効果を発揮していますか? 今、上海で世界万国博覧会が開催されています。全世界の法を正す情勢に対して中国共産党は非常に恐ろしいと思い、きっと大勢の邪悪を集めて来るでしょう。これは発正念で集中的に邪悪を取り除くよいチャンスです。中国大陸の同修の皆さんが強い正念を発して徹底的にすべての邪悪を解体するように望みます。注意すべきは発正念の出発点が正しいことです。私達は無私な法輪功修煉者で、正念を発する目的は、自分を守るためでなく衆生を守るためなのです。

  私は誰かを指摘する気持ちはなく、大法弟子の一員として師父のおかげで得た悟りを皆様と分かち合い、お互いに交流し、共に向上できればとても幸いに思います。

  2010年5月3日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/15/221554.html

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