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中国本土のある女性中学教師への取材(一)

(明慧日本)私の目の前に、元気で上品な女性がいらっしゃいます。彼女は中学校の先生です。中国本土では、1999年から共産党政権が法輪功に対する残酷な迫害を続ける中で、この先生は2006年から正式に法輪大法を修煉し始め、真善忍の実践者になられました。 

  取材者:こんにちは、ご職業を紹介していただいてもよろしいでしょうか。 

  先生:はい、私は中学校の国語の教師です。

  取材者:ご存知のように今の中国で、教師という仕事は、給料が低く、勤務時間が長く、問題を抱える生徒が多い現状の中で、教師たちの不満不平が高まり、あるいはストレスが溜まり、仕事に対して負担を感じ、責任感と熱意がなくなっています。先生は、いかがですか?

  先生:私は違います。仕事は毎日私に楽みを与えてくれています。学校では生徒たちは私にとても親しくしてくれ、同僚も私を信頼し、上司も私を高く評価し認めてくれていますので、仕事は私の生活の中の欠くことのできない一部です。私は仕事が大好きで、楽しく仕事をしています。

  取材者:どうして、そこまでできたのでしょうか。 

  先生:ひと言で言えば、法輪大法が私に生活の知恵を与えてくれたのです。仕事と生活の中のいろんな関係の処理の方法を大法から学びました。以前、私は神経質でよく小さいことで人と揉めていました。何かあったらなにより自分の面子が大事で、人に負けたくない、自分を有利な立場にさせようとして、かえっていつも壁にぶつかり、失うことが多かったのです。法輪大法を学んでから、私はだんだんと寛容と我慢ができるようになりました。何かが起きたら先に他人のことを考え、一時の自分の損得を気にしなくなり、その結果いつの間にか多くのよいことが私のところに集まってきました。 

  取材者:先生はいつから法輪大法を学び始めたのでしょうか? 

  先生:2006年から正式に修煉を始めました。 

  取材者:それなら共産党が迫害を始めてから修煉を始めたのですね。あのように世界中に虚言があふれている環境の下で、先生はどうやって修煉を始めたのでしょうか。 

  先生:実は、1999年7.20の前、私はすでに『転法輪』の本を読みました。しかし、当時は固く唯物論を信じていたため、すぐに受け入れませんでした。しかし、将来この道を歩む基礎が出来ました。 

  取材者:もしかしてご家族の中に修煉している人がいますか?

  先生:そうです。その時、私の夫はすでに修煉していました。彼が私に本を読ませたのです。 

  取材者:その時、ご主人の修煉に対してどう思っていましたか? 

  先生:はじめ、私はあまり分からなかったのです。よい人をなるのにどうして修煉をしなければならないのか? 神を信じることを何か怪しいと感じ、これは更に高い境界のことだということを知りませんでした。迫害が始まったあと、夫の修煉に対して極力反対し、喧嘩をしたりして、甚だしきに至っては離婚をもって夫を脅迫しました。あるとき、私達はまた彼の修煉のことで喧嘩になりました。そのとき私は理性を失い、猛烈に彼を殴ったのです。しかし、彼は依然として穏やかな態度で私に「僕に修煉をやめさせるのは不可能です。あなたをずっとやさしく守ります」と言ったのですが、私は鼻であしらって、それから彼と長い冷戦に陥りました。 

  取材者:それで先生はまたどうして態度が変わったのですか? 

  先生:事実が私を変えたのです。夫は以前、気性が激しい人でしたが、いつの間にか温和で寛容になり、何があっても前のように焦らないようになりました。特に2006年に、縁があって夫の数人の同修に会ったとき、私はやっと分かりました。彼らはみんなこのように良い人で、穏やかで、寛容で、いつでもどこでも他の人を考慮し、どんな困難に出会っても、いつも微笑んでいたのです。

 (続く)

  2010年5月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/3/222793.html

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