シンガポール:「4.25」の記念活動を開催(写真)
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(明慧日本)今から11年前の4月25日、法輪功の修煉環境が厳しく妨害され、中共(中国共産党)の法輪功への迫害を阻止するため、1万人の法輪功修煉者が自発的に北京で集団陳情を行い、穏やかに政府関係部門に真実の状況を訴えた。

  ここ数日、シンガポールの法輪功修煉者は「4.25」の11周年を記念するため、様々な活動を行った。そして、各界の民衆に正義と良識を持って、法輪功の真相を理解し、法輪功への迫害を制止するようを呼びかけた。

天国楽団

功法の実演

法輪功の真相を聞く人々

 2010年4月25日、百人近くの法輪功修煉者がシンガポールの東海岸の公園で集団煉功を行い、 穏やかな煉功の光景が旅行客の目を惹いた。

  シンガポール法輪大法佛学会の会長・黄威強氏はインタビューを受け、黄氏は「『4.25』の精神的な核心は平和と理性です。11年来、法輪功修煉者は始終、平和と理性を堅持し、巨大な犠牲を払い、迫害を制止するよう絶えず各界民衆に真相を伝えました」と話した。

  法輪功修煉者・陳さんは「4.25事件で始めて法輪功を知りました。その後の数カ月間に、当時のシンガポールメディアが中共の法輪功をけなす文章を大量に転載したため、法輪功に対して悪い印象が残りました。いつも嘘をつく中共を信じることはできませんでしたが、法輪功の真実も知りませんでした。2000年のある日、とても元気そうな同僚に、なぜこんなに元気なのですかと尋ねると、法輪功を修煉しているからという答えに驚きました。それをきっかけにして、私も『転法輪』を読み始めました。本の中には善い人になるよう教え、正しい理を教え、そのうえ宇宙真理をも教えています。法輪功の奥深い法理が私を修煉の道へと導きました。10年で、自分の病、足、腰の痛みがなくなりました」と話した。

  2010年4月30日午後、法輪功修煉者は芳林公園で集会を開催した。集会では法輪功の真相パネルを並べた。「全世界に大法が広まる」、「中共は法輪功修煉者の臓器摘出をしている」と「中国前国家主席・江沢民及び官員らが、ジェノサイド(集団虐殺罪)と拷問の罪で起訴される」などの真相の内容となっている。

  集会の司会が挨拶した後、 天国楽団と腰鼓隊がそれぞれ精彩な演奏を披露した。そして、法輪功修煉者は集団煉功の功法を実演した。多くの人々は真相資料を手に取り、立ち止まって真相について詳しく尋ねる人もおり、写真に収める人もいた。

  近くで勤める若者が「ここで活動を行う団体は多いですが、あなたたちが一番秩序正しいです」と言った。

  ある老人は、親指を立てて「法輪大法は素晴らしい、素晴らしい」と賛嘆した。

  オーストラリア銀行に勤務する西洋人は、集会現場に長く足を止めていた。そして、修煉者たちに「なぜ、ここで集会をするのですか」、「なぜ、法輪功修煉者は中国大使館に抗議するのですか」、「なぜ、メディアは法輪功の真実を報道しないのですか」などと質問した。法輪功修煉者は一つ一つ答えた。説明を全部聞き終えて、西洋人は最後にこう語った。「今日の活動は意味があります。腰鼓隊と天国楽団の演奏がとても好きです。特に天国楽団の衣装が美しく、特色がありますね」

  スペインから来た旅行客が集会現場を通るとき、写真を撮っていた。そして、法輪功修煉者に「あなたたちは何をやっているのですか」と尋ねた。法輪功修煉者は彼に法輪功を紹介し、自分が受けた大法の恩恵のこと、法輪功が迫害されていることなどを話した。するとスペイン人は「あなたの話を聞いて感動しました」と話した。

  集会は3時間近く行われ、閉会した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/1/222671.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/5/2/116624.html)     更新日:2011年12月4日
 
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