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熱心な学校経営者、中共の残虐な迫害に遭う(二)

(明慧日本)

 肖嗣先さんは暴行を受け、労働教養を強いられる

 肖嗣先さんは2000年、嘉禾県610弁公室の関係者に連行され、8カ月間迫害された。その後、チン州市洗脳班に護送され1カ月間迫害された。せっかく帰宅できたが、嘉禾県公安局政保係長の王社青、人民大会常任委員会主任の雷井杏、政法委副書記の王治強、石橋出張所の欧志ビンらが結託して、肖嗣先さんを集団で暴行し、連行して家宅捜査を強制し、家の中でお金になるものを大量に持ち去った。買ったばかりのバイクも没収された。肖嗣先さんは、長沙市新開鋪の労働教養所に護送され、1年半監禁された。

 2005年11月24日、嘉禾県政法委書記兼610弁公室主任の雷知保、国安大隊長の廖漢ビン、石橋出張所所長の欧志ビン、警察の廖三平ら6人は、食事中の肖嗣先さんを意識不明になるまで殴り、警察の車両に押し込み、自宅から連行して留置場へ連れ去った。

 警察が教員を暴行し、生徒と教員に口止め

 警官は、多くの生徒と教員の前で肖嗣先さんに暴行を加えた。世論を恐れ、口止めのために、石橋出張所所長の欧志ビンは警察車両で学校に来て、「警察はだれも暴行していないからな」と生徒と教員を脅迫した。暴行を目撃していた生徒と教員たちに「暴行していない」証人となるよう迫った。また、習水県の政府関係者は時々、学校の構内に不法に進入し、生徒と教員たちに嫌がらせをしていた。県長の苟明利、教育局長の王孟佳は自ら警察を率いて学校にやってきて、全校の前で法輪功を中傷する内容を話し、法輪功を誹謗した。また、学校法人代表の杜躍強さんに、中共の党章(規定)を暗記するように強要した。教員の電話を盗聴し、教員が法輪功を修煉しているかいないかを監視・盗聴していた。教育委員会の関係者が7、8人体制で学校に常住し、肖嗣先さんの授業を受けた生徒の中に法輪功を信じている人がいるかいないかを調査していた。

 家族も一緒に迫害される

 肖嗣先さんの家族は全員法輪功を修煉している。家族も同様な迫害に遭った。監禁されたり、犯人扱いで町を引き廻されたり、罰金を取られたり、給料を奪われたりし、学校をやめさせられたり、家財を没収される等の迫害を受けている。

 元妻の羅巧紅さんが迫害で命を奪われる

 2001年、肖嗣先さんの元妻の羅巧紅さんは、嘉禾留置場の警察に残虐に迫害され、狭い金属制の牢屋に入れられ、立つことも座ることもできず動けないまま固定され、2001年12月5日に若き命を奪われた。わずか28歳だった。

 年配の父親は、法輪功を修煉してから病気生活から逃れたが、中共の迫害からは逃れられなかった。

 肖嗣先さんの父の肖知宝さんは68歳。年配の夫婦二人は嘉禾県石橋で農作業をしながら暮らしている。現在、広い土地を耕して農作物を作っても疲れを感じない程元気だ。かつて飛行場で働いていた時、特級労働模範の賞をもらったこともある。しかし、長期の疲れと仕事のストレスでさまざまな病気を抱えていた。法輪功を修煉し始めてから、かつての病気が全て消えていった。しかし、このような優しくて良い人が中共の迫害を逃れることができなかった。2000年、夫婦二人で上京し法輪功のために陳情した。すると、北京留置場に入れられ迫害を受けた。翌日、チン州北京事務所の関係者は所持していたお金を没収した。当時、チン州市国保大隊の陳兵志、鄧シンの二人は一人ずつ法輪功修煉者たちから数十万元の現金を奪い取った。肖知宝さんはその後、長沙市新開鋪の労働教養所に護送され、一年間監禁され迫害された。

 2010年5月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/4/222828.html

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