■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/05/11/mh125684.html 



四川省:中級裁判所の裁判長が弁護士を脅す

(明慧日本)四川省攀枝花の中級裁判所は2010年1月12日、法輪功修煉者・龔順会さんに対して第二審を不当に開廷した。裁判当日、国家安全局(国安)や派出所は大勢の警官、村の役人を動員し、裁判所の周りを囲んで警備した。

 裁判所には傍聴席が18席あるにもかかわらず、警官3人、村長、郷長で席は埋め尽くされ、当事者の家族は1席も許可されず、親戚や友人の傍聴も禁止された。

 裁判所は被告人の上訴を妨害するため、法律で定められた順序やプロセスに従わず、弁護士の李蘇濱さんの出廷禁止を命じた。龔さんは「2人の弁護士に無罪の弁護を依頼しました」言ったが、裁判長に答弁を中断された。一方、弁護士の李蘇濱さんは「法規では、当事者の依頼を受けたら裁判所の許可を得る必要はありません。一人の国民にしても、弁護士にしても、法律に従うべきです」と述べた。それに対し、裁判長は「法廷の場では裁判長の言葉がすべてだ。言うことを聞かなければ中止するぞ」と返した。結局、弁護士の李蘇濱さんは裁判を続行させるため、傍聴席に移された。

 もう一人の弁護士の李静林さんは、米易県公安局国保大隊の大隊長・楊梓華と副大隊長・李雪鬆、警官の週林等が令状もなく龔さんの家に侵入した違法行為を指摘したうえ、龔さんの無実を強調した。また、「法輪功は『真・善・忍』の信条を信奉する一種の信仰であり、精神面の支柱でもあり、憲法上でも言論の自由で守られています。罪を犯していない団体に対し、国家として干渉してはならず、国家及びあらゆる組織、団体は法輪功の存続を妨害してはいけません」と述べた。

 しかし、無罪を主張した弁護士の李静林さんは「まだ弁護し続ければ、公安局と国家安全局(国安)が外で持っているぞ」と脅しの言葉を裁判長に返された上、それ以降の答弁は許されなかった。

 2010年5月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/1/17/216410.html

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