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師父が叶えて下さった資料作りの夢 (三)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)資料を配るにもいろいろ人心が現れますので、多くの同修が皆と一緒に三つのことをしているうちに修煉状態もますますよくなりました。

 ある同修は普段無口な人で、皆さんと一緒に切磋するときも黙って聞くだけですが、しかし師と法を信じる信念は非常に堅固です。同修の協力の下に、今たくさんの資料を配っています。ある日、同修が小さい店で資料を配布する時に店長に見つけられました。そして、かならずこの店で買い物をしなければならないと言われて、同修は真相紙幣を取り出しました。しかし店長は拒否して通報の電話を掛けました。同修は師父のご加護の下でうまく逃げました。その後同修は安全に構わずやはり引き返して買い物しなければと思いました。ちょうどその時私に会いましたので、私は同修を止めて、「今人を救うことが大事なので、何かあったら大きい損をします。この店長のことは他の同修に行かせましょう」と言いました。結局私はその後に自ら神韻のDVDをあげました。

 ある同修は「警察物語」と印刷されている真相資料を持って、もっぱらパトカーについて配ります。自転車に乗っている警官にもあげて、理知に行っています。皆さんは互いに圓容し合って、地区の状況を大きく変えました。

 同修が続々と外に出てくるようになり、資料の重要性も大きくなりました。私たちははるばる資料を担いで運搬して、とても負担になりました。条件の良い同修は資料点つくりに気が進まないのです。私の場合は、生活に不便があります。3人の老人がおり、2人の子どもがいます。生活の負担と経済の負担も重いのです。そして最初から大法弟子として公開したため、実質的にこの地区の協調人になっています。(自分から進んでやりました)。恐怖心と私心があるからか、私は自分が資料点を作ることに適しないと思い込みました。

 師父は私の心を読んで、またよその修煉に精進した同修に会うように按排されました。すべてを教えて貰って、今の私はDVDの焼付けや資料の制作まで1人でこなしています。資料を作り終わってから私は資料に発正念をします。「あなた達は人を救う法器です。邪悪の迫害に参与せず、同修と協力して人を済度しなさい」

 数年来の修煉を通じて、私は深く悟りました。それは、師父がずっと私を引っ張って少しずつ私を導いておられます。私たちは師父に要求されたことを圓容して、全体の修煉の環境に溶け込んで大法のことを自分のことにして協力し合うために、皆の力が必要です。皆が大事な力を発揮しており、そして皆自分の修める部分で自分の威徳を樹立しています。

 修煉の中に出会ったすべてに対して、法に従って、心を落ち着けて行うべきです。「お互いに参考にし合うこともなかなか難しいのです。これは大法が皆さんのために切り開いたもので、未曾有のことでもあり、この道を、自分で歩まなければなりません」。(『マンハッダン説法』) 私達は皆修煉者であり、修煉の過程に漏れがあるのは普通ですので、大法の為にすることだけでなく、修煉の中で自分を正し、生活の中で大法を圓容することも重要です。

  時には「明慧週刊」で精進している同修が迫害される情報を読んで、私は次の念を発します。「私の修煉の如何に関わらず、修煉の中にいるため、すべてが法の中で正されるべきです。そして師父に要求されたことを圓容し、如何なる生命も口実をつくって迫害をすることを認めません。いかなる口実も私を利用して大法にマイナスのことをさせ、衆生を済度することに障害を作ってはいけません。私は堂々と修煉し、プラスの面から法を圓容し、衆生を済度します」

 (完)

  2010年5月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/24/222070.html

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