■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/05/14/mh150055.html 



夫婦の縁を大切に 衆生を救い済度する中で共に精進する

文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は小さい頃から修煉に求知心(知識を得ようと求める心)があり、宇宙と生命の奥義を探りながら、民間のさまざまな修煉術、気功を学んだが、見つかりませんでした。しかし、体がだんだん弱くなり、長期の結腸(大腸の大部分を占める)の炎症が治らず、さらに炎症の合併症が体中に蔓延して、苦しんでいました。給料のほとんどは病気を治すために使い切って、親孝行の願望も消えていました。私はこの世から遠く離れているように感じました。

 1997年、私は初めて『転法輪』を通読し、この『転法輪』こそ、ずっと探していた気功だと気づきました。私は初めて修煉の道に入り、『転法輪』を通読しているうちに、病気の症状がなくなり、頭脳明晰になり、度量が広くなりました。私は学法と修煉の中で、修煉者としての自覚を持ちながら、しっかりと心性を修めていました。

 1999年、妻も私の紹介で法輪功を学び始めました。その直後、中共による迫害が始まりました。その後、私は長期間、「610弁公室」の警官の脅迫、嫌がらせを受けました。「610弁公室」の警官は何度も正当な理由なく家に押し入り、家財などを没収しました。さらに、私の親戚まで警官に恐喝されました。しかし、私は真、善、忍を信じて修煉し、大法を証明することが正しいとはっきり分かっていました。私は情への執着心を捨てた時、慈悲の力を感じて、法理もより一層明らかになりました。私が情への執着心を捨てたため、妻も変わり始め、前より修煉の道で精進するようになりました。妻は法理についての認識もだんだん深くなっています。「610弁公室」の警官からの嫌がらせと迫害に対して、妻は正念を持って、その不正行為を阻みました。

 2000年、私は妻と一緒に修煉者の交流会に参加しました。その数日後、県の範囲で「610弁公室」警官を始め、法輪功修煉者に対して正当な理由もなく、修煉者の家宅に進入し私物を没収するという『運動』が始まりました。30数人の修煉者の家財、法輪功の関連書籍などが警官らに没収されました。私も「運動」に遭いました。当時、妻は一人で家にいました。「610弁公室」の警官の不法進入、捜査の行為に対して「他の物は奪われても、私に発砲しない限り、師父の法像を奪われるわけにはいきません」と、警官の前に一日対峙しました。翌日、妻が監禁されました。ある「610弁公室」の警官からなぜ煉功するのかと聞かれた時、妻は警官に大法の真相を伝え、最後に「世の中で汚染されたくない、業力を作りたくない」と話しました。

 妻の正念によって、家にある師父の法像、法輪図形は部屋にずっと掲げられたままです。ある時、警官が捜査に来ましたが、何も発見されずにそのまま帰りました。あんなに大きな額縁を見ても見えないなんて、大法の威力だと分かりました。

 その後、私は再び労働教養所に収容され迫害されました。収容期間中に正念がだんだん強くなり、同修と一緒に正念を持って、神通で迫害を阻止し続け、同時に正念で妻を加持しました。当時、迫害のため妻は親戚のところに何年間も身を寄せ、収入もありませんでしが、手紙をずっと書き続けて私を励ましてくれました(一部の手紙は労働教養所の職員に没収された)。

 妻は、私の勤め先でも真相を伝え続けました。私は、やっとのことで収容期間を終えましたが、恐怖心のため、同修のように、真相資料を配り、真相を伝えることができませんでした。しかし学法し、経文を読むことを通して、私は人々に真相を伝える第1歩を踏み出しました。

 夫婦の同修の間で情への執着心は、法を実証し、衆生を救い済度する中で、さらに自分への執着を増し、自己強調など相手を妨げるしかりません。唯一の方法はしっかり学法し、内に向けて探し、そうすれば、衆生を救い済度する道でより一層精進できます。

 ある時、妻は「私たちの住む地域にはまだ真相資料を配ってないので、この地域の衆生の救い済度を遅らせるわけにはいけません。この責任を負えません」と言いました。私は妻の意見に反対しませんが、「そのことは後回しにしましょう」と思わず口から出ました。しかし、この一言は自分の恐怖心によるものだと気づき、即刻発正念し、この汚い心を取り除くよう、他空間の邪悪を取り除き、衆生の正念を呼び戻すようにしました。

 中共はいわゆる『敏感日』には、修煉者への監視がさらに厳しくなります。それでも、妻はある中共の官僚(局長)に直面して恐れることなく、しっかりと真相を伝えました。私も発正念しながら自分の執着心を取り除き、妻と協力し合った結果、その官僚は最初は反論していましたが、途中から黙って、迫害の真相を聞いていました。

 私も少しずつ、法を実証するようになりました。毎回、妻と一緒に真相資料を配る時、衆生に救いの希望を与えて、私たちは天の二つの純潔な生命が慈悲な佛光を浴びるように感じました。その時、妻と互いに、私達は天から降りてきた生命であり、ここで家族となりましたが、それは法を得て、誓約を果たすためだと確認し合いました。この夫婦の縁を大切にして、常人の情を取り除き、常人を超えて、師父が按排してくださった修煉の道をしっかり歩んでいきます。

 2010年5月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/24/220281.html

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