北京市:85歳の母親、10年間息子に会えず死亡
(明慧日本)北京市の法輪功修煉者・紀烈武さんの母親(85)は、10年間待っても息子に会えず、2010年4月26日、無念の思いを抱いたまま死亡した。
紀烈武さんは河北省塩山県の出身で、法輪大法研究会のメンバーであった。現地で優れた才能を持っていることで知られていた。1999年7.20以後、紀さんは懲役12年の不当判決を下された。
紀さんが拘留された後、年老いた親は心配でどうしても息子に会いたがっていた。親戚は見るに耐えず、村の幹部に「法輪功を修煉するだけで何が悪いのですか? 良い人を目指すことが間違っていますか? 現在の世の中で彼ら以外に良い人がまだいますか? 紀さんの母親は重病を患っており、10年経っても面会させないで、それでもまだ人間性がありますか?」と聞くと、村の幹部は何も答えられなかった。
このようにして時間が経ち、紀さんは4月26日についに死亡した。死亡して3日後の4月28日、村に大勢の警官がやって来て村を封鎖した。紀さんは母親の葬式に帰ってきたが、紀さんの左右には常に2人の警官がぴったりとくっ付いて監視し、しかも全過程を終始録画した。その間中、紀さんは手錠をかけられ、人と10メートル以上離れて歩かされた。さらに、滞在時間は30分だけであった。村の人々は肉親の葬式に参加することさえも自由がないと非難した。
2010年5月15日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/7/223042.html)
|