■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/05/16/mh170094.html 



これこそ大法弟子の正念である

文/中国の大法弟子

(明慧日本)このような同修達がいます。彼らは平凡な人間に見えますが、常に平常心を持ち物音も立てず、師父と大法を固く信じて正しい念、正しい行いをし、苦もいとわず危険も恐れず、黙々と師父の言われた三つのことをしっかりと行っており、着実に修煉して得た強い正念で邪悪を解体し、衆生を救い済度して先史の誓約を全うしようとしています。

 1995年に大法を修煉し始めた同修Aさん(70歳女性)の、三つの修煉体験を紹介したいと思います。

 一、腰椎骨折した当日に煉功ができ、すべて普段通りに行う

 2010年3月2日、同修Aさんは不注意で路上で転倒し、腰を強く打ちました。通りかかった人が立たせようとすると、Aさんは「私は大丈夫です」と言い切って自分ですぐ起き上がりましたが、一歩も動けませんでした。息子に背負ってもらって家に帰りましたが、腰には激痛が走っていました。

 そのとき、Aさんは「私は大法弟子なので、腰が動けなくても、足はまだ動けます。煉功しなくてはならない」と一心に考えていました。そして、足を組んで静功し始めました。腰がいくら痛くても我慢し続けていると、だんだんと腰の患部で法輪がぐるぐると回っていると強く感じました。全身が軽くなり、静功すればするほど気持ちが良くなってきます。これで静功1時間を続け、夜になるとまた静功を1時間しました。

 3月5日、見舞いに子供達が実家に帰ってきて、母親を病院に連れて行こうと相談したそうです。しかし、Aさんは必要ないというのです。長男が「ただ、レントゲン写真を撮って何もなかったら安心できるから」と説明し、息子3人がAさんを病院へ運んで、レントゲン写真を撮って終わるとすぐ帰ってきました。診断の結果は腰椎骨折でした。

 しかし、Aさんは全然気にせず、「私は大法弟子なので、病人として扱ってはいけません」と強い正念を発しました。Aさんはいつも通り、自分のことは自分でやるようにしました。

 初めはトイレに行く時、寝室からトイレまで往復で40分もかかりました。激痛に耐えて毎日煉功と発正念を堅持し続け、師父の新経文も学び、内に向ってよく探し、執着心を見つけて取り除くようにしました。一週間後、Aさんは室内で自由に歩けるようになり、三週間後に外出もでき、四週間後に学法グループに来られ、五週間後なると、同修と一緒に真相を伝えに出かけるようになりました。

 Aさんは師父が『2005年サンフランシスコでの説法』の中で褒められた同修の状況とそっくりでした。Aさんの会社の上司がお見舞いに来たとき、息子が「母は、以前身体が弱かったのですが、法輪功を修煉したおかげで、今はとても健康です」と教え、「退職後、私もやります」と話しました。

 Aさんは、自分の正念のある行動で大法を実証し、口で伝えても得がたい効果をもたらしました。

 二、正念が出た途端、尾行してきた人が逃げ出した

 2007年のある日、同修Aさんは、学法グループの同修と一緒に市場に真相を伝え、三退を勧めに行きました。Aさんが話している最中、ある女性も聞いているのに気付きました。その後、Aさんはその女性にも真相を伝えようとすると、「あなたはどの会社の人? なぜこれを信じているの?」と、先に問い返されました。

 Aさんは自分の職業を教えてから「法輪功はこんなに健康にいいのに、なぜやらないのですか?」と聞くと、「あなたのご主人の仕事は? 彼も信じているの?」と、また問い返されました。Aさんは、自分の夫も法輪功の修煉をしていると教えました。この時、ある同修がAさんに、その女性が大分前からずっとあなたを尾行していたとこっそりと教えました。Aさんは気にも留めず、正念を発しながら、他の人に真相を伝え続けました。しかし、その女性がまた尾行し続けていると見て、Aさんは何も考えずに、まっすぐその女性に近寄って行き、「私をお探しですか?」と正々堂々と聞くと、その女性は慌てて「違う、違う」と答えて急いで別の方向へ去って行きました。その人の背後にある邪悪な要素が大法弟子の正念に解体されました。後に、その人がある地域の自治会の委員だということが分かりました。

 三、師父の新経文を獄中の同修に渡す

 2002年、同修Aさんの息子が真相資料を作ったとして、強制労働所に入れられましたが、法輪功を放棄しないという理由で、四肢を板に長時間にわたって縛り付けられました。またその時、転向しない人は家族との面会を絶対に許されませんでした。

 しかし、息子が逮捕され、自分が法輪功を修煉していることがすでに警察に知られましたが、恐怖心もなく、正念を持っていつも通り、100部前後の真相資料を持ってマンションに入り、上ったり降りたりして配りました。60歳を過ぎた彼女は全く疲れませんでした。息子との面会の日になると、彼女はいつも前もって正念を発し、労働教養所に行く途中でも発正念を止めませんでした。師父のご加護の結果、毎回息子との面会を果たすことができ、息子を励ますこともできました。

 ある時、師父の新経文が届いて、Aさんが完璧に暗記できた後、息子との面会を求めに行きました。労働教養所に着くと、面会を断り続けられましたが、Aさんはめげずに座り込んで正念を発し続けると、自分もわけが分からず号泣し始めました。今までこれほど泣いたことがなかったというのです。警察も驚いてすぐ上司に連絡を取って「ある婆さんが号泣して大変です」と告げると、面会が許されました(明らかに師父のご加護です)。

 しかし、面会室の中には、カメラが設置され、2人の行動がすべて監視されていて、しかも、2人の間には大きな机で隔たれているので、小声で話をすれば何も聞こえないのです。しかし、Aさんは「どうしても師父の新経文を息子に伝えなければならない」という強い正念を抱いて、環境を変えることができました。

 思わず息子と同時に立ち上がると、突然後ろで喧嘩が始まり、この突然の出来事が皆の注意を引きつけました。Aさんが素早く新経文を3回暗唱して息子に聞かせました。まさに「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟』「師徒の恩」)の通りでした。

 2010年5月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/8/223079.html

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